YouTuberブームで、高校時代のトラウマが再燃!?
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10月25日、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第65回が配信され、「YouTuber人気に感じる複雑な気持ち」について語っている。
小学生のなりたい職業ランキングで上位に入るなど、ここ数年で話題性だけでなく“職業”としての認知されるようになったYouTuber。
この日のコトブキは、「自分はYouTuberの活躍について偏見はない方だと思っていますし」と前置きしつつ、先日ラジオ番組を聞いていて感じたモヤモヤについて、こう語った。
「とあるラジオ番組に人気女性YouTuberの方がゲスト出演していた。そこで『どういう動画がバズります?』という質問に、『私は出川哲朗さんと一緒。カメラを回していると…天からハプニングが勝手に降りてくるんです。』と話していたんです。」
このコメントを聞いて、元・芸人として「大ベテランの出川さんと同列に語ってしまうなんて!」と驚きつつ、それ以上に自分の中で無意識に抱いていた“YouTuberへ複雑な気持ち”に気づいたと語る。
「YouTuberは投稿した動画の再生数によってギャラが支払われると言われている世界。トップランカーは年収10億以上にもなるとか。この時代に夢があるし、凄いという気持ちはもちろんあります。けれど、僕はYouTuberにお金の面で嫉妬しているわけではないんです。」と冷静に分析。
そうして考えている中で“ある記憶”が蘇ってきたという。
「すごく個人的なことなのですが…高校3年生の時の12月31日の夜を思い出したんです。家でひとり、テレビを見ていたら僕の家の前を初詣に向かう同級生数人が自転車で通って行った。その時、僕の名前を呼びながら『ここアイツの家だよね』みたいな会話も聞こえてきた。」
「そこで僕は瞬間的に『自分も誘われるんじゃないか?ピンポンを押して初詣に誘われるかも』と思ったけど、結果的にはそのまま去って行った。約束していたわけじゃないので素通りして当たり前のことなんですが、瞬間的に初詣へ行く自分をイメージしていた分、すごくモヤモヤが残ったんです。」
YouTuber人気と、自身の高校時代の記憶。一見、何も関係がないようだが「自分の中では確実に繋がっている」と続けたコトブキ。
「共通するのは、『自分が、その祭りに参加できていない』という感覚。つい気にしていないように振舞ってしまうけど、実際は自分もそこに混ざりたいんです。YouTubeについてはオファーさえあればすぐにやる気持ちでいます。映画業界の関係者の方、ぜひ!」と本音を語りつつアピールしていた。
また、番組内ではYouTube動画でよく使われる編集技法“ジャンプカット”と、映画監督ジャン=リュック・ゴダールとの関係性についても語られている。
詳しくは「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第65回)」をチェック。期間限定で無料で聞くことが出来る。
【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第65回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_065