12月20日(木)深夜放送のニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』に、TVアニメ『ハイキュー!!』の山口忠役などで知られる、声優の斉藤壮馬が出演し、先日リリースされた1stアルバム内の歌詞について語った。
2018年12月19日(水)にファーストフルアルバム『quantum stranger』をリリースした斎藤。今作では楽曲の大半を自らが作詞・作曲を行っているのだが、アルバムに収録されている1曲の作詞は、とある縁からある有名作詞家に依頼をしたという。
吉田尚記アナウンサー:斉藤壮馬さんがアルバムの収録楽曲の中で作詞をされているんですけど、「レミング」っていうなぜか海に向かって集団で自殺をするという生き物をモチーフにしていたりしていて……
斎藤:でもそれは俗説だという説が最近は主流なんですよね
吉田:そうそう、本当はそういうことはしないんですよね。でも、そういうのをテーマに作詞をするアーティスト気質を持っているから、作詞は全部自分でしたいのかなと思ったら、大半の楽曲の作詞はしているけど、ハロー!プロジェクトの楽曲の作詞を数多く手がけている、児玉雨子さんが作詞した曲もアルバムに入っているんですよね。
斎藤:はい。恥ずかしながらそれまで全然児玉雨子さんのことを知らなかったんですけど、本当にたまたま詩の方を見て、すごい素敵な詩を書く方だなと思ってオファーしてみたら「いいですよ」ということで。アルバムの『夜明けはまだ』という曲の作詞をして頂いたんですけど、結構細かく「夜明けはまだなんだけど、この夜を一瞬とも永遠と考えてて……」みたいな、難解な抽象的な要望を送ったんですけど、めちゃくちゃ素敵な歌詞を考えてくださって。この曲の歌詞、僕めちゃくちゃ好きですね
吉田:児玉さんってすごいアイドルファンだからそれ(要望の意図)に気付くと思うんですよね。声優さんである斎藤さんが児玉さんに自らお願いしてアルバムに参加してもらっているのって、すごい熱いですよね
斎藤:本当に縁ですよね
その後、児玉に作詞の依頼をした理由として「漢字の開き方が好き」と語る斎藤。「ばか」という言葉1つを取っても、ひらがなとカタカナと漢字の使い分けに明確な理由があり、その児玉の歌詞で情感を伝える方法に惚れ込んだという。
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