ネーミングの難しさ。「高輪ゲートウェイ」問題は映画界にも?!

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12月20日(木)、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第73回が配信され、「ネーミングの難しさ」について語っている。

ネーミングの難しさ。「高輪ゲートウェイ」問題は映画界にも?!

この日は、JR山手線の新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」と発表され、反対意見を含めてホットワードとなっていることを受けて持論を展開。

「ここで否定的な意見を言おうとは思っていないのですが、公募して決まったはずなのに、採用された高輪ゲートウェイが100位以下だったのはどうなの?と僕も思います。最初から“ゲートウェイありき”だったと言われても仕方がない」と指摘した。

しかし、その上で名称を決める際の難しさについてこう語っている。

「この問題は映画の邦題にも通じる。邦題に対してなぜこのタイトル?と思うこともあると思うんですが、基本的に海外映画のタイトルは配給会社が決定して良いもの。原題のままで行くか、宣伝面を考えて邦題をつけるかは、どの作品ももすごく悩んでいると思う。」

「例えば『ゼロ・グラヴィティ』というタイトルで日本でも大ヒットした映画の原題は『GRAVITY』。日本版では正反対の意味になってしまっている。これに対しては、いろんな意見がありますが『ゼロ・グラヴィティ』の方が印象に残りやすいのも事実。」

「また、一説によると当初は『重力』という漢字二文字にするアイデアもあったそうです。そうなると印象がかなり変わると思うので、タイトルはすごく重要。しかしいろんな意見があっても最終的には決定権を持つトップが判断するので、ある意味でネーミングは独裁的に決まるもの」と語っている。

また、芸人時代に体験した改名の危機についてはこう語っている。

「僕は『ピテカンバブー』という名前でお笑いコンビをやっていたのですが、あるオーディションのスタッフがそのコンビ名に文句をつけてきた。その場の思い付きで『ミミズ腫れ総攻撃』に改名させられそうになったことがあるんです。芸能界のネーミングというのは意外とそういう風に決まることがあるので怖い」と振り返った。

Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第73回)」は、期間限定で無料で聞くことが出来る。

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第73回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_073

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