2月7日(木)、よゐこ・有野晋哉と濱口優がパーソナリティを務めるラジオ番組「よゐこのオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送・毎週木曜18時~)に、ゲストとして女優・南野陽子が生出演。80年代を中心にアイドルとしても絶大な人気を誇った南野と、現在、アイドルのプロデュース業にも進出している濱口が、アイドルとファンの距離感、アイドルの恋愛についてなど持論を語った。
濱口:次世代のアイドルは雲の上の存在であるべきか、それとも握手会など接近戦も積極的にするべきか
有野:南野さんは当時どうだったんですか?
南野:自分で勝手に思っていたのは、“学校から帰ってきた、家の中にいる女子高生”っていう……そんな感じだった。ちょっと秘密めいたというか、でも割と届きそうな感じを。握手会なんかはあって良いと思うんですけど……
有野:握手会はやっていましたか?
南野:やりたかったんで、レコードキャンペーンでやらせてもらったこともあります。握手会じゃないとファンの人に近づけないこともあるので、(握手会自体は)いるとは思うけど、“常に会いに行ける”とかはナシね
濱口:あーなるほど! 確かに今、近すぎるみたいなのがありますね
南野:ちら見せは大事よ。なんでも近いっていうんじゃなくて、遠いのかな~近いのかな~近いかな~……遠いっ! みたいな?(笑)
濱口:恋愛禁止については?
南野:いや10代とかね、人のことを好きになるってとっても大事なことだし、恋愛を禁止にするってよく分からないです。私は自分の中で、絶対に1位になるまでは男の子と話さないぞとか、自分で好きな食べ物をちょっとやめてみるぞとか、決めてやっていたけど。人に言われて恋愛禁止とか、今プロデュースしているおじさん達、すっごいおかしいなあ~と
よゐこ:あはははは(笑)
有野:それはもう、各々が自分で?
南野:そうです! やっぱり自分で律することができないのはダメ!
濱口:禁止事項にしてはいけない、と
南野:そう。愛だの恋だのを歌って、演じていて、(禁止にするのは)意味が分からない! 恋愛じゃなかったら男の人といても良いのか、って話でしょ? そっちの方がダメだと思います
アイドルの在り方について、ストレートかつ痛快に語った南野。ちなみに当時は、好きな炭酸飲料を我慢して願掛けしていたそうで、「全部満たされたらいけない気がしていた。10年ぐらいは飲んでいなかった」と語り、自分を律していたのだと明かした。