よゐこ濱口、有野との“2人しゃべり”が減る寂しさ語る最終回
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3月21日(木)、よゐこ・有野晋哉と濱口優がパーソナリティを務めるラジオ番組「よゐこのオールナイトニッポンPremium」(ニッポン放送)の最終回が放送。冒頭からこれまでの放送内容や、ゲストとの思い出を振り返った。
同番組「オールナイトニッポンPremium」は、プロ野球オフシーズンである2018年10月から半年間限定の放送で、よゐこは毎週木曜日のパーソナリティを務めた。この日は冒頭からこれまでの放送を振り返りつつ、この番組について、お互いの近況や思っていることを二人で改めて話す、よゐこにとって充実した時間だったと語った。
濱口:この半年、本当に良かった。楽しかったですね。またやりたいですね。よゐこを一つの生命体と考えるなら、この半年はめちゃくちゃ健康だった。血が通い合えたというか、二人で話すことなんてそうそうないでしょう?……あるか、 いっぱい喋ってるわ、ごめん(笑)
有野:あるかなあ?
濱口:フジテレビのCS放送の番組でゲームしながら二人で喋ったりしていたわ。でも、ラジオというもので向き合って喋るのはなかなかない。
有野:だいたい、横に並んで喋っているもんな。
濱口:ここでは二人の喋りだから。
有野:ゲストもたくさん出てくれたね!
濱口:どうなんですか? 有野さんの家族は(このラジオを)聞いていたの?
有野:家の人はずっと聞いていたよ。
濱口:へえ! 何か言っていた?
有野:光浦(靖子)が来た回では、『光浦さんはあなたのことをよく見ているわね。“10メートル先でコートを落とす表現”が抜群!』って。
濱口:あー、あれは最高やね! さすがだった。光浦はこの番組で、有野の優しさを(コートに例えて)表現してくれたんですよね。寒い時、すっとコートを貸してくれるのが濱口。一方で、10メートルも先にコートをポーンと脱ぎ捨てて、そのまま歩いて行ってしまうのが有野の優しさ。(その有野の優しさが)分からない人は、『何やこれ? コートを落としたで。有野さん、コートを落としましたよ!』って言ってしまう。さらに、(有野が優しさで落としたコートに気付かずに)踏んづけていく人もいる、っていう表現は素晴らしかった。さすが、20何年も一緒にいるだけある(※有野、濱口、光浦は同学年でプライベートでも仲が良い)
有野:そうねえ(笑)
濱口:この番組の打ち上げでも話題になったけど、『あんなにはしゃぐ(ゲストの)南野陽子を初めて見た。凄くいい感じでテンションが上がっていた』って。
有野:NGが一個もなかった。全部やってくれたもんね。『スケバン刑事』の名セリフもやってくれてね!
濱口:たぶん俺たちが(ゲストに番組を)任せてしまうせい。コロッケさんも凄かった、何でもやってくれた(※コロッケは、岩崎宏美や美川憲一にまつわるエピソードの他、さだまさし、田中邦衛、阿部寛などのモノマネを惜しみなく披露した)
有野:そうね。
濱口:鈴木おさむ、勝俣州和さん、キャイ~ンも(ゲストに来て、)めちゃくちゃ喋ってくれた。たぶんあの辺の人達は、よゐこには任せてられないから俺たちが頑張らないと、って思ったのかと。
有野:おさむは作家だけど(笑)
濱口:先輩とか同期はそうだけど、Kis-My-Ft2の宮田(俊哉)はアイドルやで? アイドルがあんなに汗を流して喋ってくれる!? よゐこには任せてられない、って汗を流して喋ってくれたんだと思う。
体や声を張ってくれたゲスト陣に感謝を述べた後、ゲスト出演が叶わなかったaikoからのボイスメッセージが紹介される。よゐこファンのaikoは「よゐこの番組に出させていただくことをずっと夢見ていたのに……」と最終回を惜しんでいた。
よゐこの二人喋り、コーナー、リスナーから寄せられたメールを紹介して、いつも通りに放送時間の2時間半を過ごし、エンディングでも濱口は「ほんまに楽しかったですね。こんな風によゐこだけでやれるっていうの。なかなか無かったので」と回想。肝心な本音はいつも話さない有野も「ね、恥ずかしかったけどね。毎週二人で向かい合って喋るのって」と、最後は笑いながら語っていた。