7月30日(火)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時~)に、スリーピースロックバンド・UNISON SQUARE GARDENのトリビュートアルバムに参加している、a flood of circleの佐々木亮介が出演し、UNISON SQUARE GARDENに対する思いを語った。
『ミューコミプラス』では、7月29日(月)から8月1日(木)までの4日間、7月24日(水)にリリースされたUNISON SQUARE GARDENの初のトリビュートアルバム『Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album~』を特集している。
2日目となるこの日は、アルバム内で『フルカラープログラム』をカバーした、ロックバンド・a flood of circleのボーカル&ギターを務める佐々木亮介が登場。さらに初日に引き続き、UNISON SQUARE GARDENのボーカル&ギター・斎藤宏介も出演した。
佐々木と斎藤はともに帰国子女で、時期は違うものの、ロンドン在住時に同じ日本人学校に通っていた先輩後輩関係に当たる。さらに早稲田大学出身という共通点もあり、2人はバンドマン同士という関係を超えて深い繋がりを持っているという。番組内では、後輩にあたる佐々木が、UNISON SQUARE GARDENをデビュー前からどのように意識してきたかを語った。
吉田尚記アナウンサー:2人は学校の先輩後輩関係ということだけど、佐々木さんはバンドとしてUNISON SQUARE GARDENを最初に見たときにどう思いました?
佐々木:当時からすでに人気があったし、デビューするみたいな話もあって。でも俺ら(a flood of circle)はお客さんゼロみたいな感じだったので、ライバル視していたんですけど、観たらめちゃめちゃ圧倒されて。そりゃそうだなって思いました
吉田:そのときはもう、(UNISON SQUARE GARDENは)『フルカラープログラム』を歌っていたんですか??
佐々木:やってましたね。曲のキラキラ感がすごくて、今も当時から全く変わらない感動があるんですけど、そのカッコよさがすでにありました
吉田:世間的には『オリオンをなぞる』や『シュガーソングとビターステップ』でUNISON SQUARE GARDENを知った人が多いと思うんだけど、もっと前から音楽好きで『フルカラープログラム』で衝撃を受けた人も多いと思うんですよ。その重要な曲を、一番初めからUNISON SQUARE GARDENをずっと見ていたa flood of circleに託したのって、凄いドラマを感じますよね
佐々木:自分からこの曲がやりたいと言いました。誰かと被るかなと思ったりしたけど、もともとライブで弾き語りでカバーしたこともあったし、俺の中ではUNISON SQUARE GARDENといえばコレだなって。あとは歌詞が完全にロックンロールなんですよね。その頃のUNISON SQUARE GARDENって“ロックバンド”という単語をあまり出していなかったと思うんですけど、そういうキャッチフレーズとかではなく、歌詞の中でちゃんとロックを表現しているのがカッコいいなと思いました
UNISON SQUARE GARDENのインディーズ時代からの名曲である『フルカラープログラム』への思い入れを語った佐々木。また斎藤も佐々木も、お互いに帰国子女ということを恥ずかしくて言えずにいたが、仲良くなって打ち解けた際に「実は…」と打ち明けたところ、偶然同じ学校に通っていたことが判明したというエピソードも明かしていた。
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