女優・中村メイコが8月20日（火）、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」に生出演、前回の“東京オリンピック”の様子を語った。

来年・2020年の7月24日に開幕する東京オリンピックまで1年を切っているなか、この日の同番組では『メイコが語る　1964　あの頃の東京！』と題して、1964年の東京オリンピックの様子を中村メイコが語った。

芸歴83年の女優・中村メイコは、1964年当時すでに芸能界でバラエティやドラマなどで活躍するスターだった。

「当時は、三波春夫さんの『東京五輪音頭』に代表されるような、“手拍子”をしながら浮き立つような雰囲気でした」

そう語るメイコは、戦後のラジオやテレビなど多方面で活躍した徳川夢声とオリンピックの番組にも出演していた。

また、スポーツ競技で特にサッカーが好きだというメイコ。その理由は当時の仕事がきっかけだという。

「私は岡野俊一郎（当時日本代表コーチ、2002年の日韓Ｗ杯開催時には第9代日本サッカー協会会長）さんと、ラジオでいろんな競技を紹介していたんです。岡野さんだからどうしてもサッカー中心になって、東大出の岡野さんによるサッカー論の解説が素敵で、私はそれにのめり込んじゃったんです」

さらに、番組に出演するだけでなく競技を実際に観戦したというメイコは次のように明かした。

「生で見てよかったのは（1964年東京五輪で圧倒的な強さで女子バレーの金メダルを獲得した）『東洋の魔女』ですね」

当時の街の風景や、人々のファッションや空気感を交えながら話すメイコに対し、番組パーソナリティの垣花正アナウンサーは「今の雰囲気とは違う東京五輪だったんですね」と、当時を空想しながらこの話題を締めくくった。

垣花正 あなたとハッピー！
FM93AM1242 ニッポン放送　月-木　8:00-11:30