54年前の9月17日、『東京モノレール』が開通

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2018-09-24 　更新：2021-01-26

『モノレール』を辞書で調べますと、『1本のレールで走る鉄道。車両がレールにまたがって走る“跨座式”と、車両がレールに吊り下がる“懸垂式”がある』とあります。

『モノレール』の名前は、ギリシャ語で数字の“1”を意味する『モノ（mono）』に、『レール（rail）』が合わさったものです。
そんなところから“1本のレールで走る鉄道”という意味です。

9月17日は『モノレール開業記念日』です。
今から54年前、1964年（昭和39年）9月17日、東京モノレールが浜松町駅と羽田駅の間で開業しました。
これはこの年の10月の『東京オリンピック』の開催に向けて、国内や海外から羽田空港を利用される方が、大幅に増えるのを見込んでの開業だったそうです。

この時の羽田駅ですが、現在は存在しません。
現在、東京モノレールには『羽田空港国際線ビル駅』、『羽田空港第1ビル駅』、『羽田空港第2ビル駅』と“羽田”と付く駅が3つありますが、いずれも開業当時の『羽田駅』とは全く関係がないそうです。

1993年（平成5年）、羽田空港のターミナルが沖合に移転しましたが、その際、新しく『羽田空港駅』、現在の『羽田空港第1ビル駅』が誕生しました。それに伴い、開業当時の『羽田駅』はB滑走路の地下に埋められたそうです。