地球のN極とS極が入れ替わる『ポールシフト』は、過去11回起きている

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地球のN極とS極が入れ替わる『ポールシフト』は、過去11回起きている

地球は大きな磁石

地球の内部は…

電気が流れているのと同じ状態

地球全体が大きな磁石になっている理由ですが、地球の内部では高温でドロドロに溶けた物質が、地球の回転(自転)によって流れながら回っています。
これが、電気が流れているのと同じような状態になっていて、そのため地球自体が“大きな磁石”になっていると考えられています。

旅をする動物は地球の磁気を感じることが出来る

伝書鳩や渡り鳥、イルカやクジラなど“旅をする動物”は、こうした地球の磁気を感じることが出来る器官を持っています。
それによって南や北の方角を判断しているそうです。

ポールシフトとは

『N極が北、S極が南』が逆転して入れ替わること

地球上ではN極が『北』、S極が『南』の方角を指していますが、これが逆転して入れ替わってしまうことを『ポールシフト』と言います。
『ポールシフト』はこれまで実際に起きていて、少なくとも過去に11回もあったそうです。
最後に入れ替わったのは約80万年前で、入れ替わるまで数千年かかったと考えられています。

原因は不明

長年の研究の結果、『ポールシフト』が起きる原因が“地球内部の動き”であることは分かっていますが、実際にどんな動きによるものなのか? は、まだ分からないそうです。

『宇宙線』の直撃を防ぐ力が弱まる

実際に『ポールシフト』が起きると、『宇宙線』という宇宙からの有害なエネルギーの粒子の直撃を防ぐ力が弱まってしまうそうです。
『宇宙線』が地球に直撃すると、地球の生物や通信施設、電力施設などに悪影響が出る可能性もあるため、世界的な対策が求められています。

 

■杏樹の感想

自称“リケジョ(理系女子)”(笑)の私にとって、今回の磁石のお話はとても興味深いものでした。
子供の頃、磁石同士が引っ付いたり離れたりするのがとても不思議でしたが、その謎が解けました。

そして、超強力な永久磁石を日本人の方が発明されたことによって今の私達の生活が支えられているんだなぁ…ということがよく分かりました。磁石の世界、奥深いです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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