脚本家 倉本聰が森山良子に明かす「戦争、平和、幸福、日本のいま」『倉本聰、戦争を語る』

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終戦から80年を迎える8月、ニッポン放送では、脚本家・倉本聰が「戦争を語る」特別番組を放送する。

倉本聰、森山良子

倉本聰、森山良子

戦前に生まれ、戦中に多感な時期を過ごした脚本家・倉本聰・90歳。「戦争とは何か、平和とは何か、幸福とは何か、いま日本に必要なものは何か……」倉本聰が静かに語る1時間20分となる。聞き手を務めるのは、ニッポン放送で『オールナイトニッポン MUSIC10』の月曜パーソナリティを担当する歌手の森山良子。

1945年8月15日。後に著名な脚本家・倉本聰となる当時10歳の山谷馨少年は、玉音放送を疎開先の岡山の国民学校の校庭で聞いた。言葉はわかったが、意味は分からなかった。教師たちが一斉にうわっと泣きだすのを見て初めて「戦争が終わった」と悟ったという。

この8月で太平洋戦争が終結して80年が経つ。多くの日本人にとって戦争は遠い昔話となった。果たして、戦後の日本、現代の日本は、本当に豊かになったのか。世界に目を向けると今もなお戦争が起こっているが、倉本は今、富良野の空の下、何を感じて何を語るのか。

聞き手を務める歌手の森山良子と倉本聰は、富良野塾の芝居『ニングル』のエンディング曲として、倉本作詞、森山作曲の「今、思い出してみて」という楽曲を制作した旧知の仲。戦後間もない頃の生まれで、今でも「さとうきび畑」を歌い続け、戦争の悲しさ、平和の尊さを伝え続けている森山が、倉本が体験した戦争、疎開していた幼い頃の想い出、倉本の作品『歸國』『ニングル』に込められた想い、そして、終戦80年が経った現代への想い、そして戦争に対する想いを掘り下げる。

さらに番組の中では、倉本を前に森山が「今、思い出してみて」「さとうきび畑」の2曲を弾き語りで披露する。

ニッポン放送 戦後80年特別番組『倉本聰、戦争を語る』は8月24日(日)25時40分から放送。終戦から80年を迎える今だからこそお届けする特別番組で2人の想いを是非お聴き頂きたい。

倉本聰、森山良子

【番組概要】
■番組名:ニッポン放送 戦後80年特別番組『倉本聰、戦争を語る』
■放送日時: 2025年8月24日(日)深夜25時40分~27時00分
■出演:倉本聰 森山良子

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