「お盆」はなぜ8月13日~16日になったのか
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※この記事は2018年に書かれたものです
『お盆』の基礎知識
お盆の期間はいつ
『お盆』とは、ご先祖さまの霊をお迎えして、感謝の気持ちを伝えるとともに、改めて供養をして送り出す期間のことをいいます。
月遅れのお盆『旧盆』で8月13日から8月16日までの4日間
『お盆休み』の『お盆』の場合、月遅れのお盆『旧盆』のことで、8月13日から8月16日までの4日間のことを指します。13日が“お盆の入り”で、16日が“お盆の明け”です。
お盆にすることとは
“お盆の入り”の時はお迎えするための“迎え火”、“お盆の明け”の時はお見送りするための“送り火”を灯します。
お盆の時、仏壇などに『提灯』を飾りますが、この提灯のことを『盆提灯』といいます。
『盆提灯』は、ご先祖さまや亡くなった方の霊が迷わず帰って来るための目印として飾ります。
お盆の前に『山の日』という祝日が8月11日にありますが、今年は土曜日です。そこで今年は『山の日』の土曜日から8月16日・木曜日までの6連休を『お盆休み』とする所が多いそうです。
そうは言いましても、サービス業やドライバーといった方々のように『お盆休み』も関係なく仕事です! という方もいらっしゃいます。
元々お盆は7月15日をはさんだ4日間のこと
元々、お盆は7月15日をはさんだ4日間のことをいいます。
そのため東京など一部地域では、7月13日から16日に行うことが多いです。
地域によってお盆の月が違うワケ
このようにお盆の月が違う理由ですが、現在では生まれ故郷を離れて家族や兄弟が、別々の場所で生活するケースが増えています。
そのため1人でも多く家族や親戚一同が集まるには、旧暦の7月のお盆の時期よりも、8月の旧盆の方がお休みと重なって都合が良いから・・・と考えられています。
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