1月2日(木)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、1月10日(金)公開の映画『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』に出演する声優・寺島惇太が出演し、最初に『KING OF PRISM』シリーズの台本を渡されたときのことを振り返った。
人気アニメ『KING OF PRISM』(通称:キンプリ)シリーズで、一条シン役を演じている寺島惇太。キンプリは、代名詞ともいえる“プリズムアフレコ”(視聴者がセリフを音読してキャラクターと会話ができるシステム)をはじめ、斬新なストーリーや演出が多く、寺島も初めは戸惑うことが多かったという。
吉田尚記アナウンサー:最初にこの作品の台本を読んだときにどう思ったんですか?
寺島:(これの意味が分からない)ぼくが未熟なのかな……って思いました
吉田:先輩方ならこれを理解できるのではないかと(笑)
寺島:映像がまだ出来てなくて文字しかまだ出来てなかったときに、監督に「これはどういうシーンなのでしょうか」って聞いたら、「説明できないからとりあえずやって!」って言われて(笑)。監督ですら言語化するのが難しかったんです
吉田:あはははは(笑)
寺島:最終的に、何回演技指導されても僕が「う〜ん……?」ってなってしまったので、監督も「うーん、じゃあ、果てて」って言われて
吉田:は、果てて!?
寺島:「とにかく出し尽くして、果てれば正解だから」って言われて。やったら、「OK」って言われました。キンプリは、マイク前で果てないと成り立たない作品なんだって分かって、成長させていただきましたね(笑)
また、『KING OF PRISM』は上映中に観客が声を出してもいい“応援上映”のスタイルを確立したことも大ヒットの要因となった。そのことについて寺島は、応援上映を観賞した際には「お客さんがこれだけ全力で叫んでいるんだから、恥ずかしがってたら僕がマナー違反」と考えたといい、自身もスクリーンに向かって「いいぞー!」と叫んだことがあると語った。
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