ノンフィクション作家の小松成美が、ニッポン放送「春風亭昇太と乾貴美子のラジオビバリー昼ズ」に出演し、浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』を執筆した経緯を明かした。
歌手の浜崎あゆみがエイベックスの松浦勝人会長とのかつての交際を告白し、話題となった小説『M 愛すべき人がいて』。同作の著者である小松が「どうやって取材しているのか?」という昇太の質問に答えた。
小松:今回の場合は、浜崎さんともう1人の主人公である、エイベックスの松浦会長からお願いされまして。
乾:あちらからだったんですね!
小松:浜崎さんがファンの方に、過去の事を正しく楽しく知ってほしいとお考えになられて作家を探していたようで、そこに選んで頂きました。
昇太:取材は、それぞれにお話を聞く形ですよね?
小松:それぞれ別々もありましたし、同時に取材したことも。
昇太:同時に!?
乾:付き合ってたんですよね……。
この2人同時のインタビュー時には、それぞれさまざま思い出が蘇ったそうで、小松は「ちょっと時空を超えて、お2人で盛り上がったりして、『アレ? 私ここにいていいのかな?』みたいな」と当時を回想。そんなインタビュアーにしかわからない貴重な瞬間を体験する中で、「浜崎さんが紡いだ歌詞は、全て松浦さんへのラブレターだったんです」と明かした。
また、放送では、小松流のインタビュー術についても話題に。過去の辛い体験を取材した際には、「インタビューをしている時はフラットな表情で聞いていますけど、帰って1人になった瞬間に号泣したりしますね」と告白。執筆する際には客観的になるという小松だが、「でも『M』の時は、浜崎さんになりきって書きました。松浦さんの事を書くときは、ちょっと頬がピンク色になりましたね(笑)」と当時を振り返った。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00
(11月20日放送より)
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!