ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」（2019年1月9日放送）に、三省堂書店員の新井見枝香が出演し、書店員の知られざるテクニックを語った。

新井見枝香は、本好きが高じていくつもの企画を立ち上げたそうだ。パーソナリティの春風亭昇太と乾貴美子がインタビューした。

まず、『新井ナイト』という企画を紹介した。

昇太「どんな企画ですか？」
新井「好きな作家さんを呼んで、話を聞く企画です」
乾「その企画は会社には通ったんですか？」
新井「まず、作家さんに許可を取って、あとは事後承諾で」
乾「やり方が上手いですね～」

作家の本を読んで、「ここどういう事だろう？」と思うことを直接聞けるという、夢のような時間なんだとか。

次は『新井賞』という企画を紹介した。芥川賞・直木賞にノミネートされて、最終的に落選し『無冠』となってしまった名作を救おうと、賞を設立！現在では、芥川賞・直木賞と同じ日に新井賞が発表され、三省堂書店では、芥川賞・直木賞作品よりも多く売れるという。

さらに、本を置く場所にもこだわりがあるという。

乾「売れる置き場所ってあるんですか？」
新井「絶対、『右端角』です」
昇太「そうなの！？」

真ん中が一番目立って売れそうだが、右端の方が意外と手に取られるんだとか。いろんな場所に置いて検証を繰り返した結果、右端の角が一番売れやすいとのこと。ぜひ本屋に行って確かめて見て欲しい。

高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月～金 11:30～13:00