ひと晩で「たくさんの夢」を見る状態、睡眠の質としてはどうなの?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。1月11日放送分のテーマは「夢の分析」です。
夢についての科学的研究が始まったのは、1950年代です。当初、「夢を見るのは眠りの浅いレム睡眠時」と言われていましたが、その後の研究で、眠りの深いノンレム睡眠時にも夢を見ていることがわかりました。つまり私たちは眠っている限り、常に夢の世界にいるということです。
レム睡眠とノンレム睡眠が入れ替わるごとに、夢の内容も切り替わっているそうです。つまり夢を見た回数が多いほど、レム睡眠とノンレム睡眠のスリープサイクルがきちんと回っていることになります。「いい眠り」というのは、スリープサイクルが正常な状態にある眠りのことを言います。
ひと晩でたくさんの夢を体験するのは、いい眠り・自然な眠りであると言えるそうです。私たちはレム睡眠・ノンレム睡眠が入れ替わるたびに夢を見ていますから、そのたびに別々の夢を見ていることになります。
ところが、基本的に覚えているのは「目覚める直前のレム睡眠時に見た夢」だけなので、残念ながら他の夢は忘れてしまっています。逆に、何度も目が覚めてしまう方は、そのぶん夢の記憶が多いということになりますが、睡眠の状態を考えると、あまりよくないのだそうです。
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