タケノコに付いた「白いもの」……食べても大丈夫?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月14日放送分のテーマは「タケノコの栄養」です。
タケノコは食物繊維を豊富に含んでいます。タケノコのシャキシャキとした食感は、この豊富な食物繊維によるものだと言われています。タケノコの食物繊維は腸を刺激して、腸の運動を活発にし、便通を促進してくれる働きがあります。
カリウムも多く含んでいますが、カリウムには身体の過剰な塩分を、尿と一緒に出してくれる働きがあります。そのため、高血圧の予防や身体のむくみをとる作用が期待できます。さらに、体内の活性酸素を取り除く働きがあるポリフェノールも含まれています。
そんなタケノコですが、特に水煮のものをカットしたとき、節と節の間に白い結晶のようなものが付いていることがあります。これは「チロシン」というアミノ酸の一種で、水に溶けにくい性質を持つため、結晶となってタケノコの内部に残るのだそうです。タケノコの旨味成分でもあり、食べても害はないとされています。
さらにチロシンは、やる気や意欲を起こしてくれるホルモン、ドーパミンとも関連があって、心身のバランスを保つために欠かせない物質でもあります。チロシンはタケノコだけでなく、味噌や納豆、チーズを保存しておいたときにもできるそうです。
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