新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

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ニッポン放送 新人アナウンサー・熊谷実帆&前島花音
デビュー半年記念・相互インタビュー(後編)

ニッポン放送の新人アナウンサーの熊谷実帆(くまがい・みほ)と前島花音(まえじま・かのん)。ニッポン放送65周年特番『開局記念日スペシャル「おかげさまで65周年 “あなたとROCK&GO!”」』(2019年7月15日放送)での“初鳴き”から、1月15日でちょうど半年を迎えた2人に「お互いにインタビューしてみよう!」と、ニッポン放送 NEWS ONLINE編集部が声をかけた。

新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

前編では、前島アナがインタビュアーとなり、熊谷アナに話を訊いた。普段から仲のいい2人ということで、見知った仲でインタビューする難しさはあったものの、無事に話を聞き出すことに成功。熊谷アナの、ほんわかした印象とギャップのある?“サムライ根性”が明らかになった。

後編となる今回は、熊谷アナがインタビュアーとなり、前島アナに話を訊く。実は緊張するタイプで、失敗を引きずってしまうこともあるという前島アナだが、そういったリフレッシュ方法にまつわる話から、思いがけない友情エピソードが語られた。

新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

(※「――――」部分は熊谷アナからの質問)

―――― まずは自己紹介を、リスナーの皆さんへの“ひとこと”付きでお願いします!

前島:おぉっ、“ひとこと”ね(笑) 新人アナウンサーの前島花音です。空手を12年間やっていて、気合い!気合い!というキャラクターでいかせていただいてるんですけども。まだまだ至らないところもあって、リスナーの皆さんや先輩・同期の方々などたくさんの方に助けていただきながらやっています。いつもありがとうございます、という気持ちでいっぱいです! 押忍!

―――― 押忍(笑) 前島さんが、入社1年目を振り返って印象的だった出来事はなんですか?

前島:去年、関東地方に台風の被害があったときに、何度も被災地に足を運ばせていただいて。何度か同じ方にお電話させていただいたり、施設に入らせていただいたりしたんです。うかがうまでは、門前払いかなと思っていたんです……邪魔になるかなと思って。でも実際に声を聞きにうかがうと、いろんな方がしっかりと目を見てすごく丁寧に接してくださったんです。そういう経験はこの職業だからできることだし、やっぱりそういった方々の声を伝えるっていうことに使命感を感じて、アナウンサーになりたいと思っていたので、自分はこれからも、そのことを全うしていきたいなと強く思えた出来事でした。

新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

―――― それでは、楽しかった出来事はなんですか?

前島:私、年末に、柳家花緑師匠と『柳家花緑 笑ってサヨナラ2019! プレイバック落語』という特番をご一緒させていただいたんですよ。今まで全然落語を知らなかったんですけど、落語っていう自分の中の新しい扉を開けたし、花緑師匠と話している中で気づくこともあって、それはすごく楽しかったですね。

―――― 前島さんが落語にハマるっていうのが意外でした!

前島:師匠の落語を見ていて、私が一番大笑いしていたと思う(笑) いろいろな寄席に行って、いろんな方の落語を見てみたいなっていう気持ちが高まりました。新しい扉を物怖じせずに開けるっていう……私、結構ビビリなんですけど、そこはよしっ!って思っていかないといけないと思いました。

―――― じゃあ、お休みの日に落語に行こうと考えてるんですか?

前島:そうですね、大好きなポケモンばかり追わないで、いろんなものに触れていくっていう(笑)

―――― 前島さんは、さっき言ったみたいにビビりな面があって、私から見ると、「まえじー、そんなこと気にしなくていいよ」って思うことも気にしちゃったりするじゃないですか。そういう感情って自分の中で処理しているのかなって思うんですけど、どういうリフレッシュ方法があるんですか?

前島:今インタビューしてくださっている熊谷さんが、助けてくれるんですよ。熊谷さんは男らしいので、私が落ち込んだときには「みほちゃん……」って呼んでくれて(笑) 前に、本当にすごいなって思ったことがあって。小さいことですごく落ち込んで、いつも通り振る舞っているつもりでも心が平常運転にならなかったんです。そのとき、エレベーターを待っていたら、みほちゃんが走ってきて、「まえじー、一緒に帰ろう!ご飯一緒に食べよう!」って言ってくれて。

―――― ええっ、あのとき?

新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

前島:帰り道、「なんで誘ってくれたの?」って聞いたんですよ。そしたら、「まえじー、今日いつもと違うと思った」って言ってくれて、もう! 彼氏みたい! と思いました(笑)  本当に感謝ですね。

―――― え~っ、なんか泣きそうなんですけど……! そういう話が出てくると思わなかった! これからも一緒に頑張ろうね?……あ、ごめんなさい、話題を戻しますね(笑) そんな前島さんの、今年の目標は?

前島:緊張しすぎず、ビビらないこと! 今は、みほちゃんや先輩たちに「行ってきな!」って背中を押してもらっている状態ですけど、それをずっと続けるわけにはいかないので、今年からは頑張っていきたいです。

―――― 今年はいよいよオリンピックイヤーで、前島さんの得意分野だと思うんですけど、オリンピックにはどのように関わっていきたいですか?

前島:本当にずっと待ちに待ったオリンピックで、学生の頃からこのことについて勉強してきたので、思い入れが深いんです。ただ入社して思ったのは、実際に自分で足を運んで取材を行っている先輩方の得ている情報って、自分が学生時代調べていた情報とは、価値が全く違うということ。自分もそういう機会を作るっていう意味でも、さっきの目標と通ずるように、いくぞ!ってエンジンを掛けていきたいと思っています。2020年の東京大会っていうのは今回だけなので、その機会を無駄にしないように。そして聴いている方にとっても、こういうときに日本に居られて、ニッポン放送聴けて良かったって思ってもらえるような情報を、届けていきたいです!

―――― 悔いのないオリンピックイヤーにしましょう!

前島:はい! 頑張ろう!

新人・前島花音アナが初めて明かす、同期・熊谷実帆アナに感謝した出来事

お互いにインタビューを終えた2人。それぞれの胸の内をさらに深く知るきっかけとなり、またお互いのインタビュアーとしての言動からも学ぶ部分があったと2人は語っていた。

これからの2年目もさらに邁進していくと意気込む、フレッシュな新人アナウンサー・熊谷実帆と前島花音。2人の今後に、期待が高まる。

前島 花音 アナウンサー
・誕生日:7月25日
・星座:しし座
・血液型:o型
・出身地:群馬県
・特技:空手(歴12年、瓦7枚割れます!)
・趣味:ポケモン図鑑・刑事ドラマ鑑賞
・出演番組:
あなたとハッピー 水曜日、木曜日担当
草野満代夕暮れWONDER4 月曜日、火曜日担当

 

取材:安田隆也(ニッポン放送 NEWS ONLINE 編集長)
構成:高野光一

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