『動きが7、言葉が3』志村けんさんが語った“笑い”の理想
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3月29日に新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったタレント志村けんさんについて、元・週刊文春記者でジャーナリストの中村竜太郎氏が語った。
4月7日(火)にニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」に出演した中村氏は、2012年に週刊文春で行った志村さんのロングインタビューを振り返った。
なかでも印象的だったのは志村けんさんの“笑い”だという。
「その時、志村さんが仰っていたのが『僕の笑いっていうのは作り込んだ笑い。素でテレビに出る事が恥ずかしい。だからメイクをしてバカ殿とか変なおじさんを演っていると別の自分に憑依できる』と」
また中村氏は外国人の友人がいるそうで、最も人気があるコメディアンは「バカ殿」だそうだ。その理由について中村氏は、
「志村さんは自分の目指す笑いっていうのは『動きが7、言葉が3』と語っていたんです。言葉が分からなくても目の動きや、表情だけで笑いが取れる稀代のコメディアンだったと思います」
と、日本人だけでなく外国人でも笑えるコメディを作ってきた生前の功績を称えて悼んだ。
番組情報
ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!