羽田美智子・泉里香が明かす ドラマの大号泣シーンの裏話
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4月11日(土)、女優の羽田美智子と泉里香がラジオ番組「サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930」(ニッポン放送・毎週土曜13時〜)に出演し、天野ひろゆきと共演するドラマ『隕石家族』(東海テレビ・フジテレビ系毎週土曜日23時40分〜)の撮影裏話を明かした。
同日23時40分にスタートしたドラマ『隕石家族』は、巨大隕石が地球に衝突するまでの半年間、家族がどう生きていくかを描くスペクタクルホームサスペンス。番組には、ドラマで天野の妻役を演じる羽田美智子と、長女役の泉里香が生登場し、番組進行のアシスタントには、同ドラマの主題歌『STARRY SKY』を担当するラウドロックアイドルPassCodeの南菜生が務めた。
撮影は一軒家を借りて行われたことから、「本当の家族みたいだった」と、仲睦まじい様子を見せた3人。羽田は「腹筋とシワが増えた」というほど、笑いの絶えない現場であったことを振り返り、当初は人見知りだったという泉も、徐々に打ち解けていった撮影期間を回顧。番組中盤には、「泣くときも、みんなですごく号泣しました」と語りながら、印象に残っている撮影エピソードを明かした。
天野:お笑いをやってると、さんまさんもね、『テレビの前では泣いちゃダメだ。笑いを届けるのが仕事だろ』っていうけどね、僕が泣いたらみんなが笑ってたんで、よかったです。
一同:あははは(笑)
天野:俺が普段あんまり泣かないから、久しぶりに泣いたら、泣き方がわからなくなって、中学生が嗚咽して泣いちゃってるみたいになって。それがいいシーンなのに、ブヒブヒ言ってるから、羽田さんが爆笑しちゃって。
羽田:私と、パパ役の天野さんが隣のソファだったんですけど、パパの嗚咽の振動がソファを伝わって、私の身体にビリンビリンくるんですよ。それで途中で『ウウッ、ウウッ』って聞こえてきて、嘘でしょって思ったんですけど(笑)。全員泣いてるんですよ。そのシーンは、かろうじて感動的に終わったんですけど、カットってかかった瞬間、みんなが床をのたうちまわって、笑い転げてね(笑)。
天野:それ、撮っててほしかったな(笑)。本当に自分の涙と鼻水で溺れちゃうかと思った。カットかからないから、音出しちゃいけないから、口と鼻をおさえてて。大変だった、あの時!
羽田:私、すごく尊敬する演出家の方に、一番、芸の中で難しいことは、『泣きの中に笑いがあること。笑いの中に泣きがあることだ』って聞いて、「なるほど、そうだな」と思ったんだけど、天野さんの芝居はまさしくそこで、ものすごくいいお芝居をされてるんですよ!
天野:芝居じゃない、あれは(笑)。ドキュメンタリー……。
羽田:その奥に、ちょっと笑える要素があって、もう究極なの!
天野:笑ってほしくないんだよ(笑)。俺は、感動して泣いてたんですから(笑)。
羽田:すごくいいシーンになってますよ。本当に、みんなが心底泣いてたりね。
泉:すっごく楽しみ!
天野:(泉)里香ちゃんのシーンも、またいいところありますよ〜!
羽田:いいところある〜!
天野:これ、まだ話せないけど。結構、里香ちゃんが普段ドライで、感情があまり出ない役なんですけど。その里香ちゃんも魂を揺さぶって!
泉:そうなんです。意外な一面が出てきますよね、私も。
羽田:一見、ツンデレな美咲(泉の役名)がね。泣くとやっぱりウワッとくるんですよ。ズルいんですよ!
シリアスな撮影の裏側でも、和気あいあいとした雰囲気が流れていたという3人。
その他にも、天野が豚汁やフレンチトーストなどの手料理をふるまったことや、ロケのお土産「赤福」を撮影現場まで届けたエピソードなど、撮影の思い出が尽きなかった。
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番組情報
土曜日の午後にお届けする「サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930」。午後1時から3時までの前半2時間は毎回2組のゲストが、クイズバトルに挑戦! クイズに正解した方のリクエスト曲がかかるミュージックバトルです。そして、午後3時からは、旬なアーティストをお迎えして最新の音楽シーンをお届けしていきます。
<アシスタント>宮島咲良