お笑いコンビ・銀シャリの鰻和弘と橋本直がパーソナリティを務めるラジオ番組「銀シャリのほくほくマネーラジオ」（ニッポン放送・毎週日曜20時～ ※今回はPodcast・YouTubeでのみ配信）で、鰻と橋本が“芸能人”になりきれていない地味な日常を明かした。

鰻の何気ない日常の話題から、「世間が思い描くような“芸能人”としての華やかさが、自分たちにはない」という話を始めた2人。橋本は、「芸能人には2種類の人いる。芸能界にいながら芸能界を謳歌できる人と、芸能界にいても芸能人じゃない人」と語り、この2種類のタイプのうち自分たちは後者に当たると話した。

その理由として2人は、芸能界に芸人仲間以外の友達がいないことを挙げた。また日常生活においても、2人はある意味で一般人以上に地味な暮らしを送っているという。

橋本：俺が役者さんと2人で飲んでるみたいなの、皆さん聞いたことあります？ 俺ら、（役者さんに）会ったらすぐ（ラジオなどで）喋りますよ？(笑) どこかで羨望の眼差しで見てんのよね。芸能界の才能同士が集まった飲み会に、俺も参加してみたいわ

鰻：分かる分かる。だって橋本も、東京住んで3年ちょい経ってるやん

橋本：東京来たら、いろんなところから仕事が来て良かったけどな。華やかさにおいては東京来ても一緒やで……

鰻：俺1回、「芸能界やな～！」って言いたいねん。（芸能人が多く集まっている飲み会などに参加して）「これぞ芸能界やな～！」って言いたいのに、全然言えてないよな

橋本：分かる分かる。1人や2人でも、めちゃくちゃ才能あふれる人と飲み友達やったら、それで心保てるねんけど、ほんまに誰もいないやん。芸人以外の友達がいない

鰻：橋本は、正直（芸能人が）寄ってはこないの？それはどうなん？

橋本：全くない。俺と飲んでインスタ載せようなんて芸能人いないねん

鰻：確かに橋本渋すぎるな(笑)

橋本：尊敬しすぎると友達にもなれんよな。役者さんとかアーティストさんとか、目の前にいたら緊張するし。そういうチャンスに飛び込んでないってのもあるけどな。――たまに休みの日とかさ、見るものなくて自分で録画した番組漁ってるときない？ 芸能界にいながらやることがなく、人様が創り出したクリエイティブを消費し続ける……なんだこれはと思ってさ

鰻：確かにな(笑)

橋本：コンビニでカップラーメン買って食べて、誰とも会ってない……そんな寂しい夜が死ぬほどあるよな。（一般人よりも）普通やで？

鰻：普通やな～。俺も1日5、6回コンビニ行くことあるもん

さらに、芸人以外と交流を持てない理由として、普段活躍している芸能人の日常的な姿を目の当たりにして夢を壊したくないといった事情もあると語った2人。芸能界にいながら一般人としての感覚が抜け切らず、地味なプライベートを送っていることを明かした。