2月26日（金）深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」（ニッポン放送・毎週金曜27時～）が放送。Amazon Prime Videoで配信が開始された、松本人志企画・プロデュースの「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」シーズン9の見どころや撮影当時の心境を振り返った。

ドキュメンタルとは、参加芸人が互いに参加費100万円を持参し、優勝賞金を懸けた笑わせあいバトルとなっており、シーズン9で霜降り明星はコンビで参加。その撮影秘話を語った。

せいや：深夜に配信されて、一気に見たわ。

粗品：私も見ました。

せいや：今だから言えるけど、お前のツッコミでめっちゃ笑いそうになったけどな。何回も。マジでやばかったわ。

粗品：ああ、そう？ ヤバいよな。

せいや：俺ら、途中でしゃべるのをやめたもんな？

粗品：そうなんですよ。『アカン』と思ってな。最速でね、僕らコンビで（笑いそうになって）ね？ 危なかった。

せいや：最初、結構、二人で多めに絡んでいて。『これ、二人とも一瞬で死ぬな』と思って、やめたもんな。

粗品：お前の、『今日、よろしくな』っていらんねん、あれ！ 笑うって。

せいや：『今日はよろしく』って、めちゃくちゃ笑かそうとしてたからな（笑）。本当はもっと二人でやりたかったけど、笑ってまう。それと今回、厳しかったやん？ オレンジ（カード）が無しだからちょっとね。いつものドキュメンタルより、シビアだったんですよね。ホンマ、怖かったよな？

粗品：ほんで、相方が笑いそうになる瞬間も面白いんですよね。

せいや：ホンマに動かれへんかった。うまく。

粗品：お前、笑いをこらえようとしてるのか、なんか“ゲッツ”みたいに『ウエー』ってして……。

せいや：動きやろ？（笑）

粗品：通り過ぎて行くのとか、ヤバかったけどな。ツッコミながら、『なんで、こうなるの！？』って。あれ、ヤバいって。おもろすぎるやん！

せいや：正直、コンビでのドキュメンタルは動きを制限される。笑ってしまう。

粗品：ヤバかったな～。

せいや：ホンマにみなさん、早く見てください。見た人はわかると思うけど、俺、ずっと顔が半ギレみたいな顔をしていて。あれ、ずっと笑いを耐えてるからね。

粗品：ああ～、そういうことね。

せいや：ドキュメンタルの時って、口調が強いんですよ。結構。自分で見ても、自分が。あれ、笑いを耐えているんですよ。『ちょ、ちょ、ちょ！ 何やってるの？』とか言ってしまう。

粗品：言うてまう、言うてまう。俺、あばれるさんに何回か『お前』とか言ったからな（笑）

せいや：ドキュメンタルは、おかしくなるねん。『お前』とか、あれ失礼じゃなくて、笑いそうだから。突発的に言ってしまうのよ。

粗品：おもろいね～。

せいや：答えがないしな、ドキュメンタル。勉強になるねー。毎回、課題も残るし。見てる人も『ああ～せいや、ここはアカンな』とかも思うやろうけど。課題があるわ、やっぱ。難しいね。

粗品：難しい。

番組の中で、口調が強い理由は笑いをこらえているためだと明かしたせいや。ドキュメンタルに出演することで、芸人としての課題も見つかると語った。その後、粗品は、同じくシーズン9に参戦したフットボールアワー後藤について触れ、「本編でも言ってるんですけど、『M-1』の最終決戦さながら」と表現。「感動したもん、後藤さんのツッコミ」と振り返り、絶賛した。