歌舞伎俳優の中村児太郎が、ニッポン放送「東貴博と山根千佳のラジオビバリー昼ズ」(3月9日放送)に出演し、歌舞伎界でのラグビーブームを振り返った。
九代目中村福助を父に持ち、女方の注目株として活躍中の中村。番組に登場して早々、「元ラガー感がすごいね」と切り出した東に、中村は小学校から高校までラグビー部に通っていたことを明かした。
中村:青山学院に行ってたんですけど、たまたま運動部がラグビーしかなくて、友達がみんなラグビー部に入ったから、じゃあ入ろうかなって。
東:じゃあ、ラグビーブームがすごく嬉しかったでしょ?
中村:いやもう、最初に南アフリカに勝った時は泣きましたね。
東:だって、ラグビー好きじゃなくても泣けたからね。
中村:そうですよね。
東:本当に歴史的で、日本人が勝つっていうのが体感したことなかったもんね。
中村:だから急にラグビー熱がきて、「今更かよ」って思っちゃいましたよね(笑)。
東:なんでにわかで騒いでるんだよと(笑)。
中村:でも歌舞伎界でバズったんですよ。
東:え!
中村:あんまりにも僕がラグビーの話をして、出る前も「見てください見てください!」って言ったらみんな見て、「感動したよ…」って。遅いんだよ!って(笑)。
東:あはは(笑)。歌舞伎界には、なかなかラガーマンはいないわけだ。
中村:そうですね。やってても、菊之助のお兄様とか、海老蔵のお兄様が小学校のときだけで。
東:なかなか高校・大学までやる人はいないんだ。
中村:そうなんです。
2019年には「にわかファン」という言葉が広まるほど、全国を熱狂の渦に巻き込んだラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会。中村が周囲に呼びかけていたこともあって、歌舞伎界でもラグビー熱が高まっていたことを回想した。
番組情報
高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!