6月25日（金）深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン」（ニッポン放送・毎週金曜25時～）が放送。粗品が、349万円の腕時計を購入したが、ガラス部分が割れてしまったというエピソードを披露した。

先日、腕時計・パテックフィリップを購入したと切り出した粗品。その日の夜、自身がMCを務める特番の収録があり、時間の配分を計算するために腕時計の購入を考えたのだという。

粗品：ルミネの合間にな、マネージャーと買いに行って。『すいません、パテック１つ！』って言って。

せいや：『パテック1つ！？』、なんやそれ、お前！ ファミマの『ファミチキ1つ』とちゃうで。

粗品：パテックフィリップを買いたいなと思って見に行ったら、税込みで349万円、ちょうどのやつがあって。349って僕らが『Ｍ-1』で優勝した時のエントリーナンバーなんですよね。

せいや：そうなんですよね、実は。そこもゲンを担いで？

粗品：そう。それで買ったんですよ。あと俺、時計を趣味にしたいっていう憧れを、最近、抱き始めて。

せいや：確かに、ファッションの時計とかは、俺らは全然、知らなかったもんな。

粗品：知らんかった。で、そのパテックをつけてから1週間くらいたって、『天才てれびくん』（NHK・Ｅテレ）の収録があって。僕がMCをやったんですけど、1回だけボケるタイミングがあって。大喜利をさせられる、みたいな。

せいや：テレビ戦士との大喜利対決ね。

粗品：その大喜利でめっちゃスベって。収録現場がシーン……とスベって。まあ、しょうがないかと思って、その後も普通に進行して。『お疲れ様でした』ってスタジオを出て。で、天才てれびくんは電脳空間みたいな設定なんですよ。

せいや：異世界ですからね。

粗品：それで収録前にマネージャーから『腕時計をつけるのは世界観的に大丈夫ですか？』って言われたから、彼に預けたんです。

せいや：確かに、天才てれびくんで腕時計は違うな。

粗品：『いいアドバイスをするな～』と思って。

せいや：さすがやね。

粗品：で、預けて。収録でスベって。スタジオを出たら、マネージャーが『すいません。時計を割ってしまいました』と。

せいや：そうやな。見てた、俺も。

粗品：見てたやろ？『マジか！』って。見たら、俺の買った349万のパテックフィリップのガラスが、ピキーン！ って割れていて！ 買って一週間で……。

せいや：はははは（笑）

粗品：その時、本当は15時10分ぐらいだったけど、割れた時計が指していたのは14時40分で。たぶん、俺がスベッた時刻で止まっていて……。俺、時計は初めてやし『まあまあまあ、しょうがないか』みたいな。せいやさんも時計をあんまり知らんやんか？

せいや：知らんね。

粗品：だから『まあまあまあ。修理について調べといてください』みたいな感じで言ったやん？

せいや：そうそうそう。

粗品：その後、（千鳥の）ノブさんと時計の話をずっとしていて。『（パテックフィリップを）買ったん？』って。

せいや：言ってた、楽屋で。

粗品：そう、楽屋で。『買ったんですけど、割れたんですよ』って言ったら、『えー！？ ありえへんで』って。マネージャーに預けてたら割ったんですよ。『ええーー！？』みたいなのを言ったりとか。ほんで、修理に1か月以上はかかるって言われたから。

せいや：かかるね、良いやつやから。

粗品：淋しくてね。もう1本、時計を買いに行ったんですよ。

せいや：おお～。

粗品：ロレックスを買いに行ったんですよ。

せいや：すごいな！

粗品：なんか俺、淋しくて。ホンマに。せっかく、気合を入れたのに……。

せいや：腕が淋しい！？

粗品：うん。ロレックスを買いに行った時も店員さんに、『パテックフィリップを付けてたんですけど』、『いいのをお持ちで』、『でもね、預けてたら、その人が割っちゃったんですよ』、『ええーっ！！？ ぶん殴ってしまうかもしれないです』って言っていて。

せいや：ははははは（笑）

粗品：それで今日、YouTube。YouTubeで初めて言ったんかな。

せいや：言っていたな。雀荘編で。『時計を割ったんですよ、彼が……』ってノリで。

粗品：『まあまあまあ……』みたいな話をしたら、コメントで結構『パテックを割るってどういうこと？ すごいなそれ。エグいな』ってきて。俺、もうちょっとマネージャーを怒った方が良かったかな？

せいや：ははははは（笑）。まあまあまあ……。

粗品：まあまあまあ……やねんけど。

せいや：なるほどな。確かに、ノブさんは『時計は割れんって！』って、言っていたな。『ちょうど、割れることはないって！！』って。

粗品：言ってたな（笑）

時計を割ってしまったマネージャーに対して、「まあまあまあ……」というリアクションをしただけで、怒らなかったという粗品。しかし、千鳥・ノブなどの反応を見て、怒った方が良かったんじゃないかと語り、笑いを誘った。