黒木瞳が通うハム・ソーセージ専門店 ドイツで出会った美味しさを日本の人に知ってもらいたくて

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(6月22日放送)に東京・世田谷区のハム・ソーセージ専門店「DADACHA(だだちゃ)」のオーナー、小池保が出演。ハム・ソーセージ専門店を開店するまでの経緯について語った。

スライスソーセージ

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黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。6月21日(月)~26日(金)のゲストはハム・ソーセージ専門店「DADACHA(だだちゃ)」のオーナー、小池保。2日目は、「DADACHA」をつくるまでの経緯について---

黒木)オープンから2021年で31年目ということなのですが、長きにわたってドイツ製法のソーセージを提供されている「DADACHA」さんです。スタジオに商品を用意してもらいました。用意していただいたのは?

小池)あらびきウインナーですね。

黒木)いただきます。

小池)どうぞ。

黒木)美味しいです。本当にクセがないし、美味しいしので、いつもこのウイインナーを買うのですが、他にもいろいろなソーセージがありますよね? どれが人気なのですか? このあらびきウインナーですか?

小池)そうですね。これが定番でしてウインナー類の基本中の基本ではないかなと思います。なので、いつ何度食べても飽きない味だと思います。

店舗外観~DADACHAホームページより

店舗外観~DADACHAホームページより

黒木)もう30年いただいていますが、飽きません。小池さんはドイツでソーセージと出会ったということなのですが、以前の仕事はカメラマンだったそうですね。

小池)はい。カメラマンでした。

黒木)どのようなものを撮られるカメラマンだったのですか?

小池)ルポルタージュ的なものやインタビュー写真などです。タレントさんや有名人の方の写真が多かったです。

黒木)カメラマン時代にドイツに行かれて、ハム・ソーセージに出会ったということですが。

小池)実際に向こうに行って食べると、日本で食べているウインナーやハムと全然違うのです。いままで食べていたウインナーは何だったのだろうと思いました。「本当はこんなに美味しいのですよ」ということを日本の人にわかってもらいたいというのが、この店の最初のコンセプトでもありました。

小池保(こいけ・たもつ)/ ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」オーナー

小池保(こいけ・たもつ)/ ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」オーナー

黒木)そのような転機も訪れて、ハム・ソーセージの専門店をやろうと思われたのですか?

小池)40歳を機に、「このままカメラの仕事を続けていても、その先がないな」と自分なりに思いました。「自分にはカメラの才能はそれほどないのだな」と。では、次に何をやればいいのだろうというときに、ソーセージの美味しさをみんなに知ってもらうというのは面白いのではないかなと考えたのです。いまの店を出すまでに1年以上考えていました。どのようなコンセプトで、どのようなインテリアがいいだろうかということを、時間をかけて考えました。私のお店があるのは大井町線の尾山台というところなのですが、この商店街にマッチングするような店づくりはどのようにすればいいのだろう、外観はどうすればいいのだろう、内装はどうすればいいのだろうと。そのようなことに最初は時間がかかりました。

ウインナー

ウインナー

黒木)そのハム・ソーセージをつくってくださる職人さんと出会わなければいけませんよね?

小池)そうなのですよ。私がつくるわけではないので。

黒木)そこがいちばん大変だったのではないですか?

小池)それもすごく大変でした。

黒木)どうやって出会われたのですか?

小池)人づて、人づて、人づてというような感じでした。彼と出会えたのは偶然だったのか、必然だったのかわかりませんが、30年経って振り返ってみると、本当にあのときによく出会えたなという気はしますね。

黒木)30年間ずっと同じ職人さんがつくり続けて味を守っている。その方はどこで修行されていたのですか?

小池)フランクフルトです。

黒木)フランクフルトですか。

小池)私の店で扱っているマスタードもそうですし、ドイツビールやピクルス類なは、私がいいと思ったものしか置いていないです。

黒木)そのようなこだわりがあって大事に守ってきたからこそ、この31年というのがあるのですね。

黒木瞳が通うハム・ソーセージ専門店 ドイツで出会った美味しさを日本の人に知ってもらいたくて

小池保

小池保(こいけ・たもつ)/ ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」オーナー

■東京都世田谷区尾山台にある ハム・ソーセージ専門店「DADACHA」のオーナー。
■1991年オープン。30年にわたって多くの人を楽しませている。
■店名の「DADACHA(だだちゃ)」は、小池さんの奥さんが山形出身であることに由来。
■小池さんは元カメラマンで、仕事で訪れた南ドイツでハムとソーセージに魅せられた。
■職人さんは別にいて、小池さんは30年間・販売を担っている。
■常連のなかには東京在住のドイツ人も。「本国の味」と保証してくれている。
■看板商品は豚レバーと豚肉を半々に合わせてオーブンで焼いた「レバーケーゼ」。

 

番組情報

黒木瞳のあさナビ

毎週月曜〜金曜 6:41 - 6:47

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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