6月30(水)のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に女優の冨手麻妙が出演。Netflixの話題のドラマ『全裸監督 シーズン2』の撮影で、主演の山田孝之を嫌いになってしまったことを告白した。
『全裸監督 シーズン2』は、1980年代のバブル時代にAV業界の風雲児となった村西とおるの破天荒な人生を、山田孝之主演でドラマ化したNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』の続編。6月24日(木)から全世界独占配信がスタートしている。
この作品で女優・山本奈緒子役を演じた冨手麻妙は、モンスター級の俳優たちと共演できたことが何よりうれしかったと語った。だが、その中でも主演の山田とは微妙な距離感が生じたらしい。
冨手:怪物ですからね。なかなかああいう先輩たちのお芝居を間近で見ることってできないし、一緒に共演することなんて今までできませんでしたから。山田孝之さんと一番近い距離で対面するシーンとかありましたけれど、迫力がすごいけど、絶対に奈緒子としては負けちゃダメだ。ここで泣いちゃダメだっていうことで芝居ができたのは、本当に良かったなって思いますね。
春風亭昇太:それはすごくいい体験ですね。
冨手:Netflixはちゃんとオーディションを長い期間やって、実力を見て選んでくれるので。なかなか日本の映画やドラマは、オーディションが今ないんですよ。時間もないので。そこをちゃんと見てくれて「よし、この子だったら行ける!」って自信をもって出させてもらうというのは、本当にいい現場だったなって。
乾貴美子:一昨日(6月28日)の「オールナイトニッポンGOLD」で山田孝之さんが、撮影の後半、冨手さんが目を合わせなくなって、怖かったっておっしゃって(笑)。
冨手:嫌いなんです。というと現在進行形みたいですけど(笑)。撮影中は本当にどんどん嫌いになっちゃって。奈緒子として村西とおるが嫌いなのが、だんだん気づいたら私自身として山田孝之さんが嫌いになっちゃって。それは本人も気づいているから、やたらすり寄ってくるんです。褒めてきたり、見つめてきたり。服がかわいいねとか。
昇太:そうやって来られるのがまた嫌なんだ(笑)。
冨手:嫌なんです。来ないでください。私に関わらないでみたいな状態で(笑)。
あまりにも役に入り込みすぎて、役柄の村西とおるだけでなく、山田孝之本人を嫌いになってしまったという冨手。
それでも、タイや香港などの海外のファンも増え、シーズン1に続いて出演した本作が自身の代表作になったとうれしそうに語った。
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高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!