有森裕子、女子の期待選手は一山麻緒「小柄な方がコンパクトにまわれるコース」 東京五輪マラソンを分析

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女子マラソンのバルセロナオリンピック銀メダリストで、アトランタオリンピック銅メダリストの有森裕子氏が、東京2020オリンピックのマラソンについて事前分析した。

東京五輪のテスト大会となる「札幌チャレンジハーフマラソン」で一斉にスタートする選手。左から松田瑞生(74)、一山麻緒(73)、前田穂南(71)、鈴木亜由子(72)=札幌市(代表撮影) 撮影日:2021年05月05日 写真提供:産経新聞社

画像を見る(全1枚) 東京五輪のテスト大会となる「札幌チャレンジハーフマラソン」で一斉にスタートする選手。左から松田瑞生(74)、一山麻緒(73)、前田穂南(71)、鈴木亜由子(72)=札幌市(代表撮影) 撮影日:2021年05月05日 写真提供:産経新聞社

有森氏は8月5日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。東京2020オリンピックのフィナーレを飾るマラソンについて、ほかの大会とは違うオリンピックレースの特徴やコース戦略、注目選手について語った。

札幌での開催について、「周回するコースのため難しさはないだろう、周回によってタイムが読みやすくペースの上げ下げがわかり個人個人がどう計画していくか、そういうレースになるだろう」と予想し、気候については「朝7時スタートということで最低気温が大事。毎日チェックしているが、ここ数日は東京より2度ほど低い。気温の上がりすぎが心配。気候をコントロールできない中でどう順応していくかがマラソンなので、そこをどう戦うことができるか!」と今回の戦い方を分析した。オリンピックレースの特徴については、「オリンピックはタイムよりも順位、とにかく勝つことが求められている。”強い人が勝つのではなく勝った人が強かった!”」と、ほかの大会とは全く別物で特別なレースであることを強調した。

日本代表の注目選手について聞かれると、女子では一山麻緒選手、男子では大迫傑選手に期待しているとのこと。一山選手は「2度周回する北海道大学内は7カ所の曲がり角がある。小柄な方が体がぶれることなくコンパクトにまわれるので安定した全体の力をもってクリアできるだろう」、大迫選手については「海外で鍛えた走りに興味がある」、今大会での引退表明には「強い意志を感じ、人生をかけ覚悟をもってのぞむ姿が格好良いと感じた」とコメント。

最後に後輩選手へ向けて、「やってきたことに自信をもって、自分を信じてしっかり前だけをみて走って。当日起こることをすべてチカラにかえ、そしてそれはチカラになるから!」と力強いエールを送った。

有森裕子、女子の期待選手は一山麻緒「小柄な方がコンパクトにまわれるコース」 東京五輪マラソンを分析

<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送『垣花正 あなたとハッピー!』
■放送日時:8月5日(木)午前8時~11時30分
■パーソナリティ:垣花正
■アシスタント:熊谷実帆アナウンサー

■番組メールアドレス:happy@1242.com
■番組ハッシュタグ:#happy1242

◆この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。
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番組情報

垣花正あなたとハッピー!

FM93/AM1242ニッポン放送 月~木 8:00~11:30

番組HP

ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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