スペイン語ペラペラの久保建英、主審の不可解な判定に猛抗議するシーンも ~20歳にしてチームを引っ張るその“メンタル”

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7月22日、東京オリンピック・サッカー男子1次リーグ 日本-南アフリカ戦で、久保建英のゴールで1-0と白星スタートを切った日本。この試合を取材した、ニッポン放送の東京2020オリンピックレポーター・大泉健斗アナウンサーが23日のニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演し、レビューした。

「東京五輪」 サッカー男子1次L  日本―南アフリカ 後半、先制ゴールを決める久保建(右)=味の素スタジアム 2021年07月22日 写真提供:共同通信社

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飯田浩司アナウンサー)東京オリンピック男子サッカー初戦、22日行われました。

新行市佳アナウンサー)(久保建英のゴールは)本当にダイナミックなシュートで角度がすごかったですよね。

飯田)このゴールで、1対0で日本が勝利を収めております。そこで、きょうは東京2020オリンピックレポーター大泉健斗アナウンサーにこの試合の模様など伝えてもらいます。大泉さん、どうでしたか。

大泉)いやあ、久保建英。まさに久保の活躍が試合を決めてくれましたね。

飯田)けっこうジリジリする展開で、押し込みながらもなかなかゴールがこじ開けられなくて。どうですか、ストレス溜まっていなかったのですかね、選手たち。

大泉)前半は我々報道陣も、なかなか決定機を活かせずに、「これちょっと大丈夫なのかな」と、初戦だから「点が入るのかな」と思っていたのですが、後半26分、久保のシュートがありまして、右45度からカットインしての左足のグラウンダーだったのですが、この角度って、久保が本当に得意とする角度なのですよ。

新行)おお。

飯田)なるほど。

大泉)前半からも何本もシュートを打っていたのですが、後半にようやく決定機を決めきったという感じで大変興奮しました。

飯田)なるほど。20歳の久保建英選手、やっぱり成長を感じましたか。

大泉)感じましたね。久保自身も試合後に、「いままでメディアで『あとちょっとのところでシュートが入らない』『決定機がない』と言われてきたけれども、『今日決めるなら自分しかない』と思って言い聞かせてきた」と話していました。その言葉通り、しっかりと決め切ってくれましたし、昨日の主審、ベネズエラの方だったのですが……

飯田)そうそう。審判の笛がおかしいだろうってずっと思っていたのですよ。

新行)ちょっとね。

大泉)そうなのですよ。久保、実はスペイン語ペラペラで、不可解な判定に対して、公用語スペイン語のベネズエラの主審に猛抗議するシーンがありましたので、プレーもそうですし、精神的にも日本を引っ張っているなという印象を受けましたね。

飯田)オーバーエージの選手たちもいますけれど、久保選手も引っ張る方なのですね。

大泉)そうなのです。久保って言動でもチームを鼓舞する、20歳とは思えないようなメンタルの持ち主なので。

飯田)なるほど。

大泉)本当にびっくりしました。

飯田)そして、次ですけれども、次の相手はメキシコなのですよね。

大泉)そうなのですよ。このメキシコもFIFAランキング11位の格上ですし、そのあとフランスも続くのです。2018年のW杯の王者ですから。ただ、これ久保は「相手は気にせずあと2試合勝てばいいんだ」ということを話していましたので、いまの日本代表がどれだけ通用するのか。とても楽しみですね。

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