テレビプロデューサー・佐久間宣行「ニッポン放送は就職試験で落ちました」

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黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(10月18日放送)にテレビプロデューサーの佐久間宣行が出演。「オールナイトニッポン」に出演することになった経緯について語った。

黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッシナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。10月18日(月)~10月22日(金)のゲストはテレビプロデューサーの佐久間宣行が出演。1日目は、オールナイトニッポン出演の経緯と書籍化した著書の内容について---

黒木)佐久間さんは、テレビ東京時代はカリスマプロデューサーとして数々のバラエティ番組を担当なさっていて、今年、テレビ東京を退社なさってフリーになられたということなのですけれども、オールナイトニッポンは2019年から、毎週水曜日27〜28時半までを担当していらっしゃるのですね。

佐久間)会社員時代にオファーをいただいて、サラリーマンをやりながらパーソナリティを2年やらせていただいて。

黒木)オールナイトニッポンをやりたくて、4度ほど侵入なさったというお話がありましたけれども。

佐久間)もともとはオールナイトニッポンをディレクターでやりたくで、ニッポン放送を就職活動時代に受けたのですが、3次面接か4次面接で落ちました。お笑いの番組をたくさんやっていると、芸人さんがたまにディレクターの話をしたりするではないですか。そのなかで私をいつもいじる芸人がいて、放送中にディレクターから「遊びに来てくださいよ」と呼ばれて行ったのがきっかけです。

黒木)番組に呼ばれたのですね。

佐久間)アルコ&ピースという芸人だったのですが、「佐久間さん、あなたニッポン放送落ちたんでしょ。聞いているよ」と言って、「夢だったオールナイトニッポンって言っていいよ」って言われて、言わせていただいたときに、「芸人にいじられて、俺の思う夢はこんなんじゃない」と思ったのですが、それを聴いてくださっていたニッポン放送のディレクターたちが「1回くらい夢を叶えてやるか」と言って、企画書をつくっていてくれたのです。

黒木)バラエティの番組を担当なさっていた強みというものが、いまパーソナリティとして武器になっていらっしゃるのではないですか。

佐久間)そうかも知れません。もともとはみんな芸人さんの裏話を聞きたいのだと思っていたのです。それで話していたのですが、そのうち、私が会社員で、家族がいて、娘のお弁当をつくったりするという生活と仕事のバランスとかの方が、いろいろな人の興味があるというか、近いというか、そんなことラジオであまり聴けないではないですか。ラジオは芸能人の方がやられるものだから。そこに興味を持っていただいたのが意外でした。

黒木)なるほど。

佐久間)普通の働く40代という話。「その話をしてくれ」ということが多くなったのです。最初の1年は芸人さんとバラエティの話をたくさんしました。でも「俺の家庭の話は興味ないだろう」と思って、1年目は、自分のことはほとんどしゃべっていなかったのです。徐々に娘にめちゃくちゃ怒られた話とかすると、同年代のリスナーから「思春期の娘って難しいですよね」みたいな。

黒木)親近感が湧くのでしょうね。

『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』

『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』

黒木)お話が面白くて、ご本まで出されたということで、『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる~佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)2019-2021~』という本が扶桑社から出ております。私も読ませていただきましたけれども、ラジオでしゃべったことが文章になっているのですよね。

佐久間)語り下ろしのような。

黒木)だから読んでいて、本当にオールナイトニッポンを聴いているような感じになります。

佐久間)黒木瞳さんみたいな方に読んでもらう想定でつくっていないですから。

黒木)刺激的な面白い話もたくさんありまして、読みながら聴いているという感じがしました。

佐久間)それを目標にしたので。

黒木)そうなのですね。いい読者ですね。

佐久間)嬉しいです。最初、書き起こしでつくっていただいたときに、読んでいる感じがしなくて、例えば笑い声は(笑)と書いてあって、それをたけしさんとかがやられている語り下ろしの連載の原稿などを持っていて、「そんな感覚にしたい」と言ってつくりました。

黒木)だから「ワハハハ」とか書いてあるのですよね。

佐久間)無駄な文字数が。ですが、その感じを大事にしたので、そう感じていただけたのであれば嬉しいです。

 

佐久間宣行 / テレビプロデューサー

■1975年・福島県いわき市出身。
■早稲田大学卒業後、テレビ東京に入社。「ゴッドタン」「青春高校3年C組」「あちこちオードリー」など数々の番組を担当。バラエティ番組を作るカリスマ・プロデューサーとして活躍。映画「ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE」では監督・脚本も手掛けた。
■2019年にはテレビ東京の現役局員でありながら、ニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティに就任。番組内の愛称は「船長」。多くのリスナーを獲得している。
■2021年、テレビ東京を退社。フリーのテレビプロデューサーとなる。
■今年6月には扶桑社から、『オールナイトニッポン0』の活動を書籍化した、『普通のサラリーマン、ラジオパーソナリティになる』が発売された。

 

番組情報

ENEOSプレゼンツ あさナビ

毎週月曜〜金曜 6:43 - 6:49

番組HP

毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳

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