高倉健の命日11月10日発売の生産限定アナログレコード 未発表曲やニッポン放送の秘蔵音源も収録

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2014年に11月に亡くなった俳優、高倉健の歌手としての未発表曲2曲を収録した生産限定のアナログレコード『風に訊け-映画俳優・高倉健 歌の世界-』がビクターエンタテインメントから、高倉健の命日11月10日に発売される。3月に発売されたCD同様、まさにファン垂涎の貴重な1枚。このファン垂涎の永久保存版ともいえるアナログレコードにニッポン放送が秘蔵の音源を提供している。

高倉健の命日11月10日発売の生産限定アナログレコード 未発表曲やニッポン放送の秘蔵音源も収録

撮影:十文字美信

生産限定アナログレコード『風に訊け-映画俳優・高倉健 歌の世界-』ニッポン放送の秘蔵音源も収録

高倉健の生誕90周年となる2021年。この記念すべき年に「対馬酒唄」(1997年収録)とフランク永井さんのカバー曲「流れの雲に」(1998年収録)の未発表曲 2曲を含む、高倉健のニューアルバム「風に訊け-映画俳優・高倉健 歌の世界-」が3月に発売されたが、このアルバムに収録されている選りすぐりの9曲に加え、CD未収録の「対馬酒唄(ギターバージョン・インストゥルメンタル)」を含めた全10曲入りの生産限定のアナログレコードが、高倉健の命日である11月10日にビクターエンタテインメントから発売される。

今回のアナログレコード化は、いつまでも色褪せない「健さん」の存在感のあるボーカルをもっと繊細に感じたいという熱烈なファンの方々から寄せられた要望に応じ実現したということで、「“健さん”のオールタイム・ベストアルバム」のアナログレコードといえる、まさにファン垂涎の貴重な1枚となっている。

このアナログレコードのB面には、「想いを伝えるために」というタイトルで、CDにも収録された1996年放送のニッポン放送特別番組「高倉健 旅の途中で・・・」の第1回放送分から抜粋した内容が収録されている。高倉健はそのなかで、無口な男とか寡黙で不器用だというイメージを持たれていることについての自分の「想い」や、「言葉」に込めた「想い」の伝え方、そして映画『八甲田山』のセリフに込められた「想い」について語っている。

◆「高倉健 旅の途中で・・・」番組概要

1996年から2000年の5年間に亙り高倉健がパーソナリティを務めた特別番組。高倉健が行く旅先で番組収録を行ったもので、俳優として、また一人の男として人やモノと出会い、その時々の「想い」を語っている。 今回B面に収録されている第1回は伊豆の下田で収録された(第1回・1996年7月放送)。翌年以降も、箱根、高輪、石垣島、京都と、毎年旅先で高倉健による番組の収録が行われた(第2回・1997年12月放送/第3回・1998年12月放送/第4回・1999年11月放送/第5回・2000年11月放送)。第1回放送はギャラクシー賞奨励賞を受賞したほか、第3回放送は放送文化基金企画賞を受賞。

◆アナログレコード「風に訊け-映画俳優・高倉健 歌の世界-」概要

タイトル:「風に訊け-映画俳優・高倉健 歌の世界-」
発売日:2021年11月10日
収録曲:
A面 対馬酒唄/流れの雲に/時代おくれの酒場/朝顔の詩
B面  唐獅子牡丹/網走番外地/その灯を消すな/想いを伝えるために/故郷の空/対馬酒唄(ギターバージョン・インストゥルメンタル)

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