4月9日(土)、お笑いコンビ・ロケット団の三浦昌朗(みうらまさあき)と倉本剛(くらもとごう)がパーソナリティを務めるラジオ番組「ロケット団の定例ラジオ」(ニッポン放送・毎週土曜15時30分~)が放送。2人が、3月11日に東京・浅草の東洋館で開催された『漫才大行進』での一幕について語った。
この日行われた同イベントは、歌謡コーラスグループの純烈が登場することもあり大盛況。集まった観客たちは皆温かく、出演する芸人たちは全員が物凄くウケている状況で、気持ち良くネタを披露していたという。
その途中、86歳のベテラン芸人・岸野猛の出番が。岸野は、出番の15分前にギリギリ会場入りするなど時間をあまり気にしないところがあり、その他芸風なども含め、ほかの芸人たちから見て不安に思う要素が様々あったとのこと。そんな岸野を舞台袖から見守っていたという三浦と倉本が、そのときの詳細を語った。
三浦:岸野師匠どうするんだ?と思って観てたのよ。そしたら、間違って出てったのかな?めくりが(前の出演者名になっていて)そのままで、若手がめくりを『岸野猛』に直したのよ。そしたらお客さんが、どかーんってウケたの。
倉本:(舞台)ならではのハプニングだよね。
三浦:そして岸野師匠が「じゃあもう1回出ますわ」みたいな感じで、引っ込んでもう1回出たのね。で、それでウケたわけ。(出番の最中も)意外といい感じで。
倉本:ウケてましたよ。
三浦:で、(出番を終える)時間になったんだけど……。岸野師匠、最近時間になっても(舞台を)おりてこないから。もう時間の概念とかないから(笑)
倉本:カッコいいな(笑)時間に囚われたくないと。
三浦:でも、あとに(ラストを飾る)純烈さんがいるわけよ。(ほかの出演者の)皆さんは時間を合わせてるんだけど。純烈さんの時間があって、(会場の)皆さんはそれを待ってるわけですから。でもおりてこないと。「どうする?」ってざわついたよ、舞台袖が(笑)
倉本:(笑)
三浦:それでどうしたかっていうと、出囃子を流して、若手が連れに行ったっていう……(笑)強制終了(笑)
ラストに純烈が控えていて時間が限られる中、なかなか舞台をおりようとしない岸野に対し、最後は強制的に終了させたとのこと。だが、そうしたハプニングも結果的には好評だったようで、「そこがまたウケた」と2人は語っていた。
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番組情報
三浦昌朗、倉本剛からなるお笑いコンビ・ロケット団。
漫才協会、落語協会に所属し、寄席などの舞台を中心に活動している彼らが、コンビでは初となる冠レギュラーラジオ番組をスタートします!