女優の高岡早紀が7月31日、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、自身の芸能人生のターニングポイントととなった深作欣二監督との出会いについて語った。
高岡早紀を「こんなにおもろい人だと思わなかった」と語る鶴瓶とはまだ会って3回目ほどだが、まるで古くから知っている友人かのように軽快なトークを展開。デビューから35周年、改めて高岡早紀のデビューのきっかけから、歌手活動、最新作の2人芝居『毛皮のヴィーナス』の話まで盛りだくさんの内容となった。
そんな高岡の芸能生活35年の中でも大きなターニングポイントとなった出来事は深作欣二監督作品の『忠臣蔵外伝 四谷怪談』への出演だった。当時19歳だった高岡早紀にとって初めてばかりの現場、あまりの過酷な撮影に、芸能仕事を辞めようかとまで考えていたという。
しかし、ラストシーンの撮影時に深作監督からかけられた言葉が女優人生を変えた。
そうそうたるノミネート作品、ノミネート俳優・女優が並ぶ中で『忠臣蔵外伝 四谷怪談』は、とてつもない数の賞を受賞。受賞当時に感じた重みを胸に「だから私、今でもここにいます」と、女優としての歩みを続けていることを高岡は語った。
なお、『忠臣蔵外伝 四谷怪談』への出演オファーがあった際に深作監督の名前を聞いてすぐに出演の返事をしたが、後になって後悔したとか。自分の中で「これだ!」と思ったら即座に飛びつく感覚は、鶴瓶も共感するところであり、鶴瓶と高岡の息が合う理由の一つなのかもしれない。
番組情報
鶴瓶とリスナーによるハプニング満載のがちんこ・ドキュメント・バラエティー。