ジャーナリストの鈴木哲夫が8月11日（木）、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。8月10日に行われた、第2次岸田改造内閣の閣僚人事について熱く語った。

第2次岸田改造内閣発足　記念撮影　2022年8月10日　～首相官邸HPより　https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202208/10naikaku_kaizo.html

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日～金曜日　6時～8時　生放送

8月11日（木）、番組では豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏をよく知るジャーナリストの鈴木哲夫が出演。急遽決まった今回の内閣人事について、前週までは「10日に行うという空気は全くなかった」と述べた。本来は9月に構えていた「内閣改造」を急いだ大きな原因をパーソナリティーの飯田浩司が尋ねると「支持率の低下にある」と語った。

そして支持率低下の要因は、新型コロナに加え、ウクライナ情勢や台湾周辺での中国の軍事演習、危機的状況の中においても開かれない国会など、様々な事柄に対する国民の不満感情が数字として表れたと指摘。人事を一新することで下がりつつあるムードを変えようとしているのだと解説した。

鈴木哲夫

さらに、今回の人事については“政策断行”という言葉とともに、一般的には「安定」や「手堅い」といった印象があるが、顔ぶれを見ると、これまでに「うまく様々な問題をまとめてきた人たち」の集まりであると指摘。命名するのであれば、改革を行わない「頭を低くして、丸く収める内閣」であると一刀両断した。