元JUDY AND MARY・五十嵐公太「とにかくバンドをやりたかった」 デビュー時回想

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8月14日(日)、元JUDY AND MARYのドラマー・五十嵐公太が、女優の戸田恵子がパーソナリティを務めるラジオ番組「戸田恵子 オトナクオリティ」(ニッポン放送・毎週日曜14時~14時30分)に出演。ドラムを始めたきっかけや、最近の活動について語った。

元JUDY AND MARY・五十嵐公太「とにかくバンドをやりたかった」 デビュー時回想

ロックバンド・JUDY AND MARYは1992年に結成され、1993年にシングル『POWER OF LOVE』でデビュー。『Over Drive』『そばかす』『くじら12号』など立て続けに大ヒットを記録したが、2001年の東京ドーム2daysライブをもって解散。

五十嵐はバンド解散後、GACKT、ORANGE RANGE、水樹奈々ほか、数多くのレコーディングやツアーに参加している。

戸田:デビュー時って、みなさん何歳ぐらいだったんですか?

五十嵐:実は、俺と恩ちゃん(ベース)は、ほぼ同い年で。YUKI(ボーカル)とTAKUYA(ギター)が9つ下なんですよ。

戸田:そんなに違うんですね!

五十嵐:YUKIとTAKUYAはその時19歳で、僕は29歳で。

戸田:五十嵐さんがドラムを始めたきっかけは?

五十嵐:僕は世代的にKISSやQUEENの世代なので、バンドをやりたくて。空いていたポジションが歌とドラムしかなくて、『俺はあのセンターでは歌えない。無理!』ってことでドラムを始めたんですよ(笑)

戸田:ああ、そうなんですね。

五十嵐:とにかくバンドをやりたかったんですよ! 楽器は何でも良かったのかもしれないです。

戸田:じゃあ、たまたまギターが空いていたら、ギターを弾いていたかもしれない?

五十嵐:そうですね。

戸田:こんなに長く演奏を続けて、ドラムに対しての想いとか語れることがいっぱいあるんじゃないですか?

五十嵐:何年やっても、こんなものなのかな? って思いますよ。

戸田:すごく謙虚ですね。他の楽曲を聞いたりする時は、やっぱりドラムの音が気になりますか?

五十嵐:全然気にならないです! 一番気になるのは歌です。

戸田:ええっ!

五十嵐:自分でも曲を書きますけど、ドラムのことは何も考えないし、むしろ、『この曲にはドラム、いらないなー』ってこともあるし(笑)。参加する一つの手段で、ドラムだったということなので。もちろん、ドラムは凄く好きですけどね。音を出せば自分も元気になるし、何よりも自分の出したビートでいろんな方が踊ったり、気持ち良さそうだったり、そういうところで楽しくて、救われます。

「ドラムは凄く好き」と述べつつ、バンドができれば担当は何でも良かった、とバンド愛を語った五十嵐。

番組後半では、観客参加型の打楽器ライブ「ドラミングハイ!」を立ち上げたきっかけや、アラ還(60歳前後)の有名ミュージシャン達を集め、新しく始動させたバンド「NO!RED」(ノーレッド)の活動について紹介。五十嵐は来年2023年で還暦を迎えるが、「自分を見て、おじいちゃんでもないし、おばあちゃんでもないし、もう一回『60』という折り返しを考え直してみようと。人生100年だから、『年を取った』とか言ってられないよな、っていう意味で還暦の“赤”は否定しようと思ったんです」と言い、今後もバリバリと精力的に活動を続けると明言した。

 

番組情報

戸田恵子 オトナクオリティ

毎週日曜 14:00-14:30

番組HP

女優・戸田恵子が大人のクオリティ・オブ・ライフ(上質で豊な生活)をエンジョイするための「人・モノ・コト」にフォーカスする番組です。
大人の会話が弾むプチトリビア、大人が生活に取り入れたくなる情報をお届けする30分。ぜひお付き合いください。

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