尹政権になっても韓国の“親中姿勢”は変わらない その「歴史的背景」

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作家で自由民主党・参議院議員の青山繫晴が8月23日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。4年ぶりに行われた米韓合同演習について解説した。

epa09937042 President Yoon Suk-yeol is sworn in as South Korea's new President during his inauguration ceremony in front of the National Assembly in Seoul, South Korea, 10 May 2022. EPA/YONHAP SOUTH KOREA OUT  EPA=時事 写真提供:時事通信社

米韓合同演習、4年ぶりに野外機動訓練

米韓両軍は8月22日、朝鮮半島有事を想定した夏季定例の合同軍事演習を開始した。本格的な野外機動訓練が約4年ぶりに再開される予定で、北朝鮮が強く反発し、ミサイル発射などで対抗する可能性がある。

飯田)アメリカ軍と韓国軍の合同軍事演習ということで、野外機動訓練は約4年ぶりだそうです。韓国は政権も変わりました。

青山)元に戻したというだけなのです。私は例によって自費で、自主的な出張として真珠湾に行ってきました。アメリカ太平洋艦隊の司令部とインド太平洋軍の司令部に行って、この合同演習についても議論してきました。

飯田)米韓合同演習についても。

青山)アメリカには厳しいことを言うために言っているわけですけれども、仲はいいのです。仲がいいから厳しいことをお互いに言うわけです。

尹政権になっても韓国の親中姿勢は変わらない ~アメリカはアジアの歴史をもっと知るべき

青山)アメリカは若い国であり、「アジアの歴史をご存知ない」と言いました。朝鮮半島は2000年にわたって中国と陸続きで、中国が服属を求めてくるのに対し、抵抗して苦戦もしているという歴史があるのです。したがって文在寅大統領から尹新大統領になり、もう新という言葉はつけない方がいいかも知れませんが、現政権に変わっても、親中姿勢は変わらないのです。

飯田)尹政権になっても。

青山)文政権は親中・反米・反日だったわけですけれども、反米の点については文在寅政権の5年間のうち、アメリカも水面下で多くのプレッシャーを掛け、交渉もしたわけです。確かに大きな悪い影響があった。それをギリギリで見直して、新大統領は親米に変わりました。だから今回の合同演習もいわば元の姿であり、文在寅元大統領がやめていた部分をもう1度やるようになりました。

中国に昔から向かい合っているのは日本

青山)ただし、親中ということはもう変わらないのです。アジアの2000~4000年の長い歴史を考えると、中国に昔から向かい合っているのは日本であって、アジアの民主主義のリーダーは、私が愛国者だから言うのではなくて、掛け値なく日本であり、中国は1度も民主主義の経験がない。広すぎる国土、多すぎる人口、多すぎる民族で民主主義は無理です。

飯田)そんな中国には。

青山)アメリカは建国240年の若い国であることを自覚して、「アジアの歴史をもっと詳しく知らなければいけないということを言いに来ました」と言ったのです。それに対するアメリカの反応は、基本的に軍事機密に関わるので申せないのですが、そういうことを自覚しなくてはいけない時期になっています。

米韓合同演習の情報が中国に筒抜けになる恐れもある

青山)そのなかで例のレーダー照射事件、火器管制レーダーを韓国軍の艦艇が日本のP1哨戒機に当てた事件がそのままになっています。参議院選挙の直前、岸田総理に「日本の尊厳と国益を護る会」という議員集団としてお会いしたとき、岸田総理の方から「レーダー照射については韓国が謝り、説明してこない限りは軍事情報の交換はできない」と言っていました。GSOMIAという協定も「復活は無理だ」ということをおっしゃって、それを記者団に明かしたのですけれども、メディアは無視したのです。参院選直前という口実で。

飯田)参院選直前だからと。

青山)これだけ思い切った発言をすることに驚いたと思うのですけれども、その認識であえて日米韓を考えなくてはいけません。だから合同演習をするという情報が中国に筒抜けになる恐れもあるということも、はっきり指摘いたしました。

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