自民党・平将明衆議院議員とジャーナリストの佐々木俊尚が9月2日（木）、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。常任理事国の中国やロシアの暴走が目立つ国連、そして新しい組織の必要性について見解を述べた。

国際連合欧州本部

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日～金曜日　6時～8時　生放送

平は「常任理事国が核兵器を持っていいというのは、あの5カ国で世界の秩序を守るという前提がある。今回ロシアが核を脅しに使っている時点で、自ら秩序を崩壊させてしまっている。国連は、中国、ロシア含めて常任理事国が機能していない。

今まではアメリカの力が強かったから何とかなってきたが、アメリカの力が相対的に弱まっているので、国連に代わる新しい組織を考える必要がある。ただ、国連をやめるのではなく、多重構造にしていく事だと思う」と指摘。

一方佐々木は「中国やロシアを排除した国際秩序を作るべきという意見もあるが、結局は対立を煽るだけになってしまう」と見解を述べた。