プロ野球をこよなく愛する「芸能界きっての野球ファン」が、それぞれの“推し”チームや選手に対して熱くトークするニッポン放送の人気シリーズ特番『ラジオペナントレース』が10月からレギュラー番組として始動。きょう9月12日に同局イマジンスタジオにて『ラジオペナントレースNEXT powered by ニッポン放送ショウアップナイター』の記者会見が行われ、今後番組に登場予定の倉持明日香、笹木かおり、スピードワゴン・井戸田潤&小沢一敬、袴田彩会、松村邦洋、宮崎瑠依、森遥香、倭早希が出席した。

ニッポン放送『ラジオペナントレース』レギュラー放送決定

『ラジオペナントレース』とは、2021年4月に「芸能界屈指の熱き野球ファンが集結し、溢れるチーム愛と応援トークを競う」特別番組としてスタート。これまで10回の放送を重ね、リスナーから大きな反響があった。そんな支持と期待に応えるべく、この度レギュラー番組化が決定。優勝チームの徹底分析や、2022シーズン振り返り、来季へ向けての戦力分析などをテーマに、毎週週替わりで登場する“芸能界きっての野球ファン”が熱くトークを繰り広げる。

「ペナントレース」と番組タイトルにある通り、応援球団の“勝率順”で登場した出演者たち。それぞれ応援球団のユニフォームを着用し、【西武】森→【楽天】袴田→【阪神】笹木、松村→【ロッテ】倉持→【広島】倭→【巨人】宮崎、小沢→【中日】井戸田の順で登場し、まずは挨拶……と思いきや、「昨日勝ったがゆえに、1番打席の登壇となりました！」（森）「まだまだ諦めてないです！」（袴田）「日本一の可能性があります！」（宮崎）など、推し球団のアピールを欠かさない。

中でも今月5日に結婚発表したばかりの井戸田は、「奥さんとはなんと、19歳差！　ただ、首位ヤクルトとドラゴンズのゲーム差は17。まだまだ可能性を信じています！」と自身の年の差婚と引っ掛けて紹介し、集まった報道陣の笑いを誘う。

開始から野球トークで盛り上がっているが、これは番組内でも同様。特番出演者たちに魅力を聞くと、松村はお得意の野村克也モノマネで「しがらみに関係なくね～、野球のチームを愛する気持ちが大事なんじゃないですか？　楽天だろうと何だろうと、マー君、神の子、不思議の子」とノムさんの名言を交えて語る。

この「しがらみなく愛を語れる」ということは全員が思っていることのようで、宮崎は「他球団のファンが合わさって話しをするのがこの番組の魅力。色々発見があるので、楽しんでいただけると思います」と。倉持も「他球団の愛あるお話を聞けて、思わずその球団が好きになってしまう。愛を感じられる番組だと思っています」と紹介した。

そして登壇者の中では、袴田、森、倭がレギュラー放送からの初出演。「全国の方に、“楽天はこんな良い選手がいるんだよ”というのをどんどんアピールしていきたい！」（袴田）、「辻発彦監督の選手愛、ファンの監督への愛を語りたいと思います」（森）、「白熱した野球トークができるのが楽しみ！ 私もファンとして、思っていることを赤裸々にぶつけていけたらと思います」（倭）とさっそく番組への意欲を見せる。

そこで、実際に番組をどのように進行するのか、本番を想定してデモンストレーションしてみることに。まずは松村・小沢・倉持・森・倭が実演。テーマは「我がチームの今シーズンのMVPは誰？」。

森が「昨日、二桁勝利を叶えました与座（海人）投手。与座大先生のおかげで今シーズンは心臓が持っていた。これで二桁勝利3人目となります」と言うと、小沢が「（巨人は）20本ホームラン撃った人が5人いて、5位です」と自虐しつつ、「西武はバッティングのチームだったのに、投手防御率がすごく良くなりましたね」と敵チームを褒めたたえる場面も。

また倉持が「髙部瑛斗選手。ずっと試合に出続けるという一番難しいことをやってくれている」と挙げると、何故か球場の話へと脱線。さらに倭は「上本崇司選手。プロ10年目で初めて開幕スタメンで、チームの出塁率はトップだし、センターもショートもサードも守れるし、ムードメーカーでもありますし…」と話が止まらなくなってしまい、司会の煙山光紀アナウンサーに止められてしまうのだが、実はこれらは番組ではよくあること。球団の話をしていると止まらなくなり、次々と会話が生まれてしまうという“番組らしさ”を、デモンストレーションでも充分に発揮した。

続く井戸田・笹木・宮崎・袴田は「我がチーム　今シーズン最大の発見は？」というテーマでトークを展開。前チームのトーク中にも裏で球団トークで盛り上がっていたと話す一行だが、井戸田だけは「バチバチだった」と他球団推しに敵意むき出し。宮崎が「今シーズン、プロ初勝利をあげた投手が7人います。ジャイアンツといえば長年“育成を頑張れよ！”と言われ続けてきたのですが、“実は育成を頑張っているんだよ”と今年やっと言えます」と胸を張るも、井戸田は「その7人が今後育てば、の話だけどね」と冗談まじりに挑発していた。

今後、番組でも球団愛溢れるトークが繰り広げられることを予感させられる中、再び出演者全員がステージに集まると、昨日33歳の誕生日を迎えた倉持に花束贈呈のサプライズが。しかし、花束を見ててっきり自身の結婚祝いかと思った井戸田は「なんだよ～！　俺のことかと思うじゃん！」と抗議の声を上げる。

しっかり一笑い取ったところで、ちゃんと井戸田にも花束を渡すと「今後とも、ドラゴンズと井戸田夫婦共々よろしくお願いします！」と感謝を述べ、幸せそうな表情を浮かべた。

そんな井戸田に、記者からの質問が集中。「観戦に行った際のルーティーンやゲン担ぎはありますか？」という質問には、初めて妻と球場デートをした際のエピソードを、おのろけたっぷりに語る一幕も。

そして写真撮影では、それぞれ自身の名前の入った応援球団のタオルを持ってポージング。最後までしっかりと“推し”をアピールしていた。

『ラジオペナントレースNEXT powered by ニッポン放送ショウアップナイター』は、10月1日よりスタート（毎週土曜／17：50～19：00）。記念すべき第1回には笹木とスピードワゴンが出演する。