竹原慎二「怖かったですよ」ボクシング世界タイトル戦の出場決定時の心境を明かす

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11月13日(日)、スポーツライター金子達仁がメインパーソナリティを務めるラジオ番組「The Deep」(ニッポン放送・毎週日曜20時~20時20分)が放送。元プロボクサー・ジム経営・竹原慎二が出演し、日本初の世界ミドル級チャンピオンになった試合について語った。

竹原慎二「怖かったですよ」ボクシング世界タイトル戦の出場決定時の心境を明かす

金子達仁・竹原慎二

一流アスリートたちをゲストに迎え、スポーツの面白さや、アスリートの心の奥底にある想いを届けていく番組、「The Deep」。竹原は、1995年に日本人には不可能と言われていた世界ミドル級王座を獲得。

1996年に網膜はく離のため引退。その後タレントとして活躍し、現在は、ボクサフィットネスジムの運営やYoutubeを配信している。今回番組では、世界タイトル戦を振り返り「なかなかいい打ち合いができた。」と語った。

竹原慎二「怖かったですよ」ボクシング世界タイトル戦の出場決定時の心境を明かす

竹原慎二

金子:(世界タイトル戦の出場が)決まった時の気持ちは?

竹原:怖かったですよ。

金子:怖かった?!嬉しいじゃないの?

竹原:1番は嬉しいですけど……はじめは嬉しいですよ。ちょうど決まったのが9月の防衛戦が終わったあと、2ヶ月ちょいあるときだったら嬉しいんですけど。練習に入るにつれて、本当にめちゃめちゃ怖いんですよ。

金子:で、遂に立った、世界線のリングはいかがでしたか?

竹原:1ラウンド手を合わせて、「あぁ、やりやすいな」と思いましたね。スピードも特にないし。ただ、めちゃくちゃしつこいなと思いながら。打っても、打っても、打ち返してくるし。しつこいなぁと思って。でも3ラウンドに、ずっと練習していた左レバーでダウンをとったんですよ。

金子:ダウン、それまでしたことない選手から。

竹原:そうそう。レバーって、めちゃくちゃきついんですよ。僕レバーで1回練習で倒されたことがあるんですけど。これ勝てるなと思ったらレフェリーのミスをさばくやつで、結局相手にもう1分近く1分まで行かないけど、まあ30秒休憩を差し上げて……。そのラウンドでは倒すことができなかったんですけど。でも9ラウンドか10ラウンドに、もう1発レバーが入って、「これいけるな」と思ったんですけど、やっぱ駄目でしたね。

金子:しぶとかったですね。

竹原:逆に反撃をくらったり。なかなかいい打ち合いができました。

金子:12ラウンドのゴングが鳴った時、「勝った!」ですか?気持ちとしては。

竹原:いやいや、そんなの全くない。正直。やったというだけです。やり尽くした。充実感がすごかったです。

竹原慎二「怖かったですよ」ボクシング世界タイトル戦の出場決定時の心境を明かす

金子達仁

ボクシングが大好きだと公言する金子。竹原が世界戦に挑戦した試合は、正直ほとんど期待せずに見たが、それだけに勝ったときの驚きと嬉しさは大きかったとも明かしていた。

Podcastでの聴取はこちらから。

番組情報

The Deep

毎週日曜日 20:00-20:20

番組HP

スポーツライターとして幅広く活躍する金子達仁が一流アスリートたちをゲストに迎え、“心の奥底にある想い”を聴くラジオ番組です。アスリートたちの対談を通し、ここでしか聴く事のできない“Deep”な想いと知られざるエピソードに迫っていきます。
また、オンエアでは聴く事ができなかった部分をディレクターズカット版としてPodcastコンテンツとして配信していきます。

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