笑福亭鶴瓶が11月20日、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、故・立川談志が鶴瓶あてに書いた色紙が18年越しで手元に届いた奇跡を明かした。
鶴瓶のファンから最近受け取ったという“立川談志の色紙”には「つるべ このバカヤロウ」と書かれている。このファンが個人的に「鶴瓶さん宛に何か書いてくれませんか?」と2004年に談志にお願いして書いてもらったものだといい、それから「いつか鶴瓶さんに会う機会があった時に渡そう」と保管されていた。
その機会が訪れたのは、鶴瓶が「桂二葉 独演会」に出演した11月18日。この落語会を観に訪れたファンは、公演後に出待ちをして色紙を渡そうと思ったそうだが、同行者に気を遣って断念。「またの機会に……」と、何の気なしに選んだ居酒屋で乾杯をしていたが、そこに現れたのは、なんと笑福亭鶴瓶。落語会の打ち上げ会場が、偶然にもその居酒屋だったのだ。
こうして偶然の出会いを経て、およそ18年越しに鶴瓶の手に渡った立川談志のサイン色紙。鶴瓶も思わず「こんなことある!?」と感慨深げ。
立川談志が亡くなってから11年。命日11月21日のわずか3日前の出来事であった。
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