山田裕貴「すごく自然体で演じられた」 主演映画の撮影を振り返って

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11月21日(月)深夜、俳優の山田裕貴がパーソナリティを務めるラジオ番組「山田裕貴のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週月曜24時~24時58分)が放送。12月9日に公開される主演映画『夜、鳥たちが啼く』(城定秀夫監督)への想いを語った。

山田裕貴「すごく自然体で演じられた」 主演映画の撮影を振り返って

画像を見る(全2枚) 主演映画への想いを語る山田裕貴

「この作品について、“こんなお芝居がやりたかった”とコメントさせていただきましたが、どういうことかと言うと、僕はこれまでに出演させていただいたドラマや映画が約100作を超えまして。今、芸歴11~12年くらいですが、本当にこの映画が、僕の俳優としての感覚を変えられるきっかけになるんじゃないかな、と思っているんです。

ドラマや映画には“尺”があるので、『ここのセリフは速く言った方がいいかな』とか考えますが、『夜、鳥たちが啼く』ではリアルな時間、怒りが溜まるまでの時間や無言の時間の間(ま)がちゃんと生かされている作品なんです。

いつも撮影の時は、編集のことや、こういうキャラクターだから、こういう作品だから、とかを考えますが、『夜、鳥たちが啼く』では、お芝居というよりもその場で生きた時間を、そのまま城定監督が切り取ってくれました。なので、ドキュメンタリーのような雰囲気が残っています。

試写で観ても、『僕はこういう作品とか、こういうお芝居の方が得意なんだろうな』と思えたんです。俳優をやってきて、すごく腑に落ちるというか、『セリフいつ覚えたんだろう?』と思うぐらい、自然に演じられました。だから、僕は『こういう作品をやりたかったんだな』と思ったんです」

本作は作家・佐藤泰志の短編小説の映画化作品。山田が内に秘めた破壊衝動と葛藤する売れない小説家の主人公・慎一を、松本まりかが離婚を機に息子とともに慎一のもとに身を寄せるヒロイン・裕子を演じる。

映画『夜、鳥たちが啼く』について山田は「うまく生きられない人が、繋がりや愛情みたいなものを見つけたことによって、暗い生活の中にも一筋の光を見付けて、今までろくな人生ではなかったけど、幸せになれるかもしれない、そんなちょっとした一歩を見つけるようなお話です」と紹介。

番組リスナーに向けては、「このラジオを聞いて、じゃあ山田の仕事してる姿でも見に行こうかな、ぐらいの感覚でもいいので(笑)。ぜひぜひ見ていただければと思います」と笑いを交えつつ話した。

番組情報

山田裕貴のオールナイトニッポン

毎週月曜 深夜 25:00~

番組HP

映画・ドラマ・CMと大活躍中の俳優・山田裕貴が月曜日オールナイトニッポンを担当! 放送中は番組へのメールもお待ちしています! 山田裕貴と一緒に月曜の夜を楽しみましょう!

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