辛坊治郎が1月18日（水）、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』に出演。れいわ新選組が水道橋博士・前参議院議員の辞職を受けて、残りの任期を1年ごとに5人が交代して務めると発表したことに触れ、「もともと参議院要らない派」だと持論を述べた。

参院選の選挙運動中の水道橋博士（右）とれいわ新選組・山本太郎代表＝2022年06月04日午後、東京・池袋　写真提供：産経新聞社

『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！』月～木曜日　15時30分～17時30分　生放送

れいわ新選組は16日、水道橋博士・前参議院議員の辞職にともない、約5年の残り任期を1年ごとに5人が交代して務めると発表した。法律上の問題はないものの、与野党からは憲法の精神に反するなど異論が相次いでいる。これについて辛坊は「私はね、基本的にこれに関していうと、あまり批判する権利がないと思うんです。というのは、もともと参議院要らない派だから」と、前々から主張している参議院不要論をぶちまけた。

その理由について「衆議院のカーボンコピーと言って、衆議院で議決したのをそのまま参議院で同じことを話し合って、同じように決める。衆議院と参議院の機能がはっきりとわかれているんだったら、アメリカの上院と下院みたいなことになっているんだったら、それなりに存在意義はありますが、今の衆議院と参議院の役割分担を考えたときに、日本が二院制である必要はどこにもない」と言及。その後、現在の二院制になった背景などについて解説した。辛坊は今回の一件を、いち政党の問題として片づけるのではなく、そもそもの参議院の存在意義や役割について見直すきっかけとするべきだと論じた。