2月14日(火)深夜、4人組バンド「緑黄色社会」のボーカル・長屋晴子がパーソナリティを務めるラジオ番組「緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~)が放送。お笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイと松陰寺太勇がゲスト出演した。
ぺこぱは、3月6日にデジタルシングル『Earth』でアーティストとしてメジャーデビューすることを発表。松陰寺は元々プロ志望のバンドマンだったこともあり、長屋と曲作りについて盛り上がる中で、意外なレコーディング秘話を明かした。
長屋:私も今回『Earth』を聴かせていただいたんですけど“キャッチー”を作るのがとても上手ですよね。
松陰寺:(アーティストっぽい口調で)そう……ですね。“キャッチー”っていうか……うん、浮かんできたメロディーに俺が答えた結果が“キャッチー”になっているだけで……“キャッチー”を意識してることはないんですけど……。
長屋:うわ、カッコいい(笑)。せっかくなので今日は“アーティストトーク”をしたいと思っていて。こんな機会ないじゃないですか。
松陰寺:(アーティストっぽい口調で)……ありがとうございます。
シュウペイ:声低い感じでしゃべっていますけど(笑)
松陰寺:“アーティストスイッチ”が入ったね(笑)
長屋:今日は“アーティストスイッチ”を入れておいてもらえますか?
松陰寺:(アーティストっぽい口調で)……どうもありがとう。
シュウペイ:それじゃ、いつもの“松陰寺スイッチ”じゃないの?
長屋:ミュージシャン同士だと曲の作り方について話すことが多くて。松井さん(松陰寺)は先に曲を作ってから歌詞を作る“曲先(きょくせん)”って聞いたんですけど。
松陰寺:そうですね。“曲先”です。
長屋:曲ってどこで浮かぶことが多いですか?
松陰寺:僕は作ろうと思って作りますね。“降りてくる”こともなくはないんですが、いざ鍵盤に向かって音符を叩いてみると全然心に響かないことが多いので。長屋さんは?
長屋:私、なぜかお風呂で作ることが多いんですよ。
松陰寺:お風呂!?
長屋:お風呂で、鼻歌レベルで浮かんできたメロディーと歌詞を、コードに移す感じです。
シュウペイ:カッケー。俺、鼻水しか出ないからな。
松陰寺:どうした? 鼻水が降りてくる話はしてないんだよ。
長屋:(笑)。成田さん(シュウペイ)にはどの段階で曲を共有されるんですか?
松陰寺:レコーディング……当日ですね。
シュウペイ:マジ、エグいっすよ、本当に!
長屋:え、メロディーもですか?
松陰寺:メロディーも。一応、最初は共有LINEには送っていたから、シュウペイが聴いてるかわからないけど、おそらくあの感じだと「当日聴いてるな」って。
長屋:歌詞ができてなくて当日になる話は聞きますけど、メロディーをその場で覚えるの難しくないですか?
シュウペイ:いや、めっちゃ難しかったですよ。歌詞も当日まで知らなかったですからね。
お仕事のひとつとして「今日レコーディングがあるよ」って言われて、スタジオに行ったらブースにぶち込まれて、いきなり歌わされて(笑)。
長屋:ヤバッ! 曲はできていたけど、あえて聴かせなかったということですか?
松陰寺:いや、たぶんサンプルは送ってますね。
シュウペイ:いや、来てない、来てない! 歌詞も来てない!!
松陰寺:あれ? 送ってない? ……あ、今(ブースの外の)マネージャーが確認しました。送ってないです(笑)
長屋:送ってない! かわいそう(笑)!
レコーディング当日まで歌詞もメロディーも知らされないまま、なんとか歌い切ったというシュウペイ。このエピソードに、長屋は「私だったらマジでできないと思う! 『天才っしょ』って感じですよ!」と驚嘆していた。
番組情報
火曜日は4人組バンド・緑黄色社会のボーカル長屋晴子が担当! 緑黄色社会は、「リョクシャカ」の愛称で同世代の支持を集める男女混合の4人組バンド。長屋は、バンドを代表してパーソナリティを務めます。