ゆず×Creepy Nutsで名曲「夏色」も披露!オールナイトニッポンと音楽を語り尽くした贅沢な時間

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2月19日(日)、深夜ラジオ「オールナイトニッポン」の55周年を記念した特別番組「ゆずとCreepy Nutsのオールナイトニッポン」(ニッポン放送・17時~19時)が放送され、ゆずの北川悠仁、岩沢厚治、Creepy NutsのR-指定、DJ松永の4人が、それぞれの番組の思い出や、楽曲制作のこと、ラジオの魅力などについて語り合い、終盤では、ゆず×Creepy Nutsで『夏色』をスペシャルコラボした。

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この日が初対面だった2組。今回の共演について、それぞれが「めちゃくちゃ有り難い!」「光栄です!」「うれしい!」と感激しつつ、お互いの印象や、それぞれがコンビを組んだきっかけ、自分達が見てきた音楽シーンについて語った。

今回は「オールナイトニッポン」の55周年記念特番ということで、それぞれが印象に残っている番組エピソードをトーク。Creepy Nutsは、深夜ラジオに強面のラッパー達を次々とゲストに招いたことや、DJ松永がロンドンの街で「are you エド・シーラン?」と通行人に聞いて回り、この中継を生放送したことを紹介した。一方のゆずは、番組ディレクターのとある珍事など、それぞれ、深夜ラジオだから可能だった無茶苦茶なエピソードを回想し、思い出に浸った。

ゆず

音楽シーンを彩る2組の豪華共演ということで、制作秘話についての真剣なトークも展開。北川が「スランプってないの?」と質問し、「僕達もソングライターで曲を作っているから、曲が出来る時もあればできない時もあって、音は止まらないというか、口笛でも鼻歌でも……。だけど言葉は違って、今まで出てきた言葉が出て来ない! とか……」と、歌詞が思い浮かばない時があると告白。

すぐにR-指定が「全然あります」と答え、「ドキュメンタリーな手法、ラッパーの作詞は、自分が今感じていることや変化した状況をその都度曲にしていくと、“もう変化がない”ということがあって。言葉が出てきても『これはさっき言ったな』となったり、フィクションのものを作ろうと思っても、フィクションにしても俺の言葉じゃなさ過ぎるな、とか」と言い、行き詰まった時のことを説明した。

北川が「あるよね」と頷くと、「本当に、ノートに向き合った時に大海原に見えたもんね。もう、どこに行けばいいのか分からず、ただそこに浮いていて。そこに何か書くことはできるんだけど、進んでいるんだか、進んでいないんだか……」と苦悩を同調。

こうしたスランプ時の解決方法について、北川は「でもね、やるしかない。泳いで泳いで、時には沈んで、沈んだ先に“底”があるんだよね。そしてある日、トーンと出られる瞬間があるから、それはエグいぐらい何度も経験がある」と制作秘話を明かした。

Creepy Nuts

「オールナイトニッポン」を卒業した時のことも語り、岩沢は「ステージで真面目なバラードを歌っているのも自分達だし、ラジオでバカ騒ぎをしているのも自分達だし、当時は若かったからか、経験値が無かったからと思うんだけど、やっぱり切り替えられなかったんだよね。こんなことやっていていいのかな? って思ってしまっている自分達がいた」と当時の心境を吐露した。

この春2023年3月いっぱいで、Creepy Nutsは「オールナイトニッポン」から卒業するが、岩沢は「Creepy Nutsがラジオを卒業するってニュースを聞いた時、これは、“やっと来た”というか、次に行くためのステップなのかなと。僕達はそうだったから。これは(ラジオは)一生はできないし」と言い、自分達がラジオをやめた時のことを思い出したと告白。Creepy Nutsの2人は、その一言一言をまっすぐに受け止めた。

北川は、卒業後に感じたラジオの魅力について語る。ある年のクリスマスの日、なんとなくクリスマスツリーを1人で眺めていたら、50代ぐらいの男性から「北川悠仁さんですよね?僕、ずっと、『オールナイトニッポン』を聴いていました」と声をかけられ、一緒にツリーを眺めたという。

しみじみとした様子で北川は、「“あの時”の思い出を、パッと共有できる。そういうのって、僕達は音楽でしかないのかな、と思っていたけど、特にこの『オールナイトニッポン』は強烈に持っている気がするんだよね」と回想。見ず知らずの人ではあるが、リスナーだというだけで、不思議となにか通じ合えるものがあったと、ラジオの魅力を熱く語った。

ゆず

番組終盤、北川が「我々はパーソナリティでもあるけど音楽をやっているじゃない? せっかくなので、ちょっとやらないかい?」と切り出し、ゆずの番組恒例企画でもあった「お別れ間際のスタジオライブ」を提案。4人とも「やろう、やろう!」「あっ、こんなところにギターが!(笑)」「ターンテーブルが!?」「最後に俺たち4人で一発やりますか!」とノリノリでスタンバイした。

スペシャルコラボに選んだ曲は、ゆずの名曲『夏色』。お馴染みのイントロに始まり、軽やかなギターとタンバリンの音色、北川と岩沢の爽やかなハーモニーで1番を歌い上げ、2番からはR-指定がラップで即興を披露。今回の共演で感じた想いをたっぷりつめ込んだ、最高のリリックで楽曲に彩りを加えていった。

Creepy Nuts

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5年前は0の駆け出し ええところなんてまるでなし
テンションも高いしテンポも早いし 俺は素人丸出し
でも時は流れ今じゃ日本列島の端々
すべて繋ぐようになったこいつは栄光の架橋
Heyビートの上 音の上 ギターの上 喋り続けるDJのプレイ
まだ止まらねぇ だけどあともうすぐ
あともう何発でもうすぐ来ちゃうぜ サヨナラバス
でもその前にちゃんとバースを繋ぐ言葉いま吐き出す
いつかまたどうしようもなく寂しくなったその時は叩く扉
そうオンリーワン この音の上に乗り込みな
なら俺たちこのセッション これ音を鳴らすのが答えっしょ
見せてくれ俺の相方 かませDJ松永!

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一気にヒップホップの空気感を入れ込み、続いてDJ松永が世界一に輝いたスクラッチの妙技を見せ、自分たちの持ち味を存分に発揮。そして、クライマックスには4人の声・音が重なり、ボルテージは最高潮に達した。

Creepy Nuts、ゆず

ぶっつけ本番でコラボした2組。歌い終わると、「ナマ感すごかった」「マジ、ファーストテイク!」「このバイブスを届けられたのは最高!」「リスナーのみんなも結構感動してくれたんじゃないかな」と4人とも大満足な感想を述べた。

また、即興だからこそリアルな感情が入ったR-指定のリリックについて、ゆずも「リリックを噛み締められなかったのは悔しい」「絶対、帰ってから聞きますね!」と大絶賛。

番組エンディングには、DJ松永が「放送を通じて、せん越ながら『通ずるところがあるんだな』と凄く共感をして、勉強にもなったり、本当にいい時間を過ごさせてもらいました。お二人と喋れてめちゃくちゃ良かったなって思いました!」と、ゆずに感謝。これに、北川が「うれしい!」と喜び、「僕達はジャンルは全然違うけど、なんか……。(もともと)通じるものを感じていたんだけど、会ったらやっぱり、うん……」と浸り、出逢えた喜びを噛みしめた。

Creepy Nuts、ゆず

このキャスティングを提案したニッポン放送スタッフに、北川が「やるねぇ、ニッポン放送(笑)」と語り掛けるほど、初顔合わせとは思えない豪華2組の素晴らしい化学反応は、リスナーにとって贅沢な2時間となった。

<特別番組概要>
番組名:オールナイトニッポン55周年記念「ゆずとCreepy Nutsのオールナイトニッポン」
パーソナリティ:ゆず・Creepy Nuts
放送日時2023年2月19日(日)17時00分~19時00分
radikoタイムフリー:https://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20230219170000

番組情報

オールナイトニッポン55周年記念 オールナイトニッポン55時間スペシャル

2月17日(金)18:00-2月19日(日)25:00

番組HP

1967年10月の放送開始以来、ラジオの深夜放送として55年に渡り、才能豊かな数々のパーソナリティを見出し、常に時代の最先端を見つめ、新しい話題や文化を発信してきた、深夜の解放区「オールナイトニッポン」。番組の放送開始55周年を記念し、2月17日(金)18時から2月19日(日)25時までの55時間にわたり、 特別番組『オールナイトニッポン55時間スペシャル』を放送します!

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