東日本大震災から12年 サンドウィッチマンが気仙沼からの生放送で語る「伝承の大事さ」

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東日本大震災から12年 サンドウィッチマンが気仙沼からの生放送で語る「伝承の大事さ」

サンドウィッチマン・伊達みきお、富澤たけし

3月11日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。東日本大震災から12年となったこの日は、被災地である宮城県気仙沼市からの生中継で番組を届けた。

東日本大震災から12年 サンドウィッチマンが気仙沼からの生放送で語る「伝承の大事さ」

安波山から眺める、港町・気仙沼

震災当日、ロケで気仙沼に訪れていたサンドウィッチマンのふたり。伊達は当時を振り返りながら「12年前の当日は雪が舞っててとても寒かった。今日は暖かくてまるで違う日のよう。」と、同じ安波山から眺める景色なのに、まるで別物のようだとしみじみと語った。

東日本大震災から12年 サンドウィッチマンが気仙沼からの生放送で語る「伝承の大事さ」

サンドウィッチマンが「東北魂義援金」で、宮城県・気仙沼市に寄贈したトイレトレーラー

番組では、東北取材・ロケを続ける中での想いも語られた。12年の向き合い方はそれぞれであるものの、忘れてはいけないという共通認識のもと、次世代にどう伝えていくかを考えていることを挙げ、2人は「現地の方々の“伝えたい”という想いを受けとめて、いろんな人の話を聞いてもらいたい」と語った。

東日本大震災から12年 サンドウィッチマンが気仙沼からの生放送で語る「伝承の大事さ」

ニッポン放送・東島衣里アナウンサー、サンドウィッチマン・伊達みきお、富澤たけし

生放送中の14時46分には現地に訪れた約300人の人々と共に1分間の黙祷を捧げた。伊達は「これからも地元の人間として何度も何度も来たい。忘れないでと言われるけど、忘れる方はいない。地元の方は特にね。これが日常ですから。」と語り、富澤は「行方不明の方もまだたくさんいらっしゃると思います。ひとりでも多くの方が家族のもとに戻って欲しいなと思い願いました。」と話した。

番組情報

サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー

毎週土曜 13:00 - 15:00

番組HP

サンドウィッチマンがパーソナリティを務める生ワイド番組『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』

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