4月6日(木)、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志と山根良顕がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「オールナイトニッポンPodcast アンガールズのジャンピン」(ニッポン放送PODCASTSTATIONほか・毎週木曜日配信)が配信。オールナイトニッポン55周年記念公演『明るい夜に出かけて』を観劇した田中が、同舞台に出演中の山根について、苦言を呈する場面があった。
舞台『明るい夜に出かけて』でコンビニ店長・副店長の二役を演じている山根。先日、田中がこの公演を観に行き、山根の役柄に衝撃を受けたという。
田中:山根がオールバックの役で、おでこを全開にして、メガネかけててさ、すごく舞台上でその“ハゲ”をイジられてたのよ。
山根:いや、ストーリーの中ででしょ。役がイジられてんだから。
田中:例えば、コンビニのお菓子とか入れる棚の向こうから、山根のハゲの部分だけちょっと見えてさ、ハゲのことを影でイジられてたり。
山根:そういう流れの脚本だから!
田中:それで、準主役の女の子が、主役の人がしゃべってくれないから「(セリフで)なんで今日はしゃべってくれないの? あのハゲがいるから?」みたいなことも言っててさ。ええ!?って思って。
山根:(笑)。
田中:「これは山根、とんでもないブチギレするぞ」と思って待ってて。俺はね、「おい、お前ら! 誰がハゲじゃ! 全員、そこ座れ!」ってシーンが始まると思ってワクワクしてたのにさ。
山根:違う違う。フリートークじゃないから。バラエティやってんじゃないのよ。
田中:全然出てこないの。影でイジられて終わり。
山根:一応前に出て、「ハゲって言ってたの、友達か」って言ってるのよ。
田中:いや、そんなもんで済むような量のイジられじゃない! まず今まで、山根はハゲでイジられるってなかったのよ!
山根:そういう役だから!
田中:俺はあったよ。コンビでも「ハゲをより全面に出してください」って、全部、俺が受けてきた。それは、山根のハゲがイジられないために、俺が守ってきた部分なの! 山根はイケメン担当だから、「ハゲの部分だけはまだイジらせない!」と思ってたら、俺がいないところで、やっぱ、俺がいなくなったらハゲがイジられてると思って。
山根:そういう(原作)小説なのよ!
田中:え? ハゲてる人でキャスティングされるの?
山根:あれはもう、ハゲをイジられるって役で。「ヅラをつけましょうか、ハゲじゃない設定にしましょうか」って。「ハゲヅラをつけたら安っぽくなっちゃうし、微妙ですね」みたいな話で。「僕は髪を上げたら結構ハゲてるんで、これだとハゲのイジりがいけるんじゃないですか」って提案したらそれが通って、ハゲになったのよ。
田中:なんで通るんだよ! 「あんまりハゲてないですね」って言ってくれなかったんだ。(笑) そこで、山根が提案しなきゃ。「素のハゲでやるんで、その代わり、ブチギレセリフをいっぱい入れてもらっていいですか?」って。その交渉した?
山根:してない。
田中:おい、しろよ、お前! 「俺が唯一守ってきた部分を出すので」って!
山根:俺が目立つ話じゃないのよ。「ハゲの店長ブチギレ日誌」だったら、そういう作風で出るけど。
田中:山根の「明るいハゲがブチギレて」ってタイトルに変えて。
山根:お前、怒られるよ!(笑)
作品の中で山根が「ハゲ」とイジられていたことに、激しい怒りを覚えたという田中。「次、ハゲをイジったら、俺が舞台に出ていこうと思った」と振り返るも、「(その後は)もうイジられなかったから。あと1回だったよ。“リーチハゲ”までいってたから!」とギリギリで怒りを鎮められたと語っていた。
番組情報
アンガールズの2人が、人間界の生活で思ったこと・感じたこと・言いたいことを自由にしゃべります!怒らないでください、いじめないでください!