キャスターの辛坊治郎が5月18日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎　ズーム　そこまで言うか！」に出演。アメリカのバイデン大統領が、19日開幕の先進7カ国首脳会議（G7広島サミット）への出席を決断した理由を巡り、「何らかのサプライズ（驚き）があるのではないか」と期待を込めた。

【G7広島サミット】岩国基地に到着したバイデン米大統領＝2023年05月18日午後、山口県岩国市　写真提供：産経新聞社

19日に開幕する先進７カ国首脳会議（G7広島サミット）のため、岸田文雄首相は18日昼過ぎ、広島入りした。同日夕から、イタリアのメローニ首相やアメリカのバイデン大統領と相次いで会談。また、夜にはイギリスのスナク首相とのワーキングディナーが予定されている。

辛坊）何か、においます。アメリカのバイデン大統領は、国内の債務上限問題によってG7を欠席するのではないかという話が浮上していました。ところが、G7開幕の間近になって、手のひらを返したように積極的な出席の決断をして、18日に訪日しました。こうした経緯の水面下には、何らかのサプライズが用意されているのではないかと、私は予想しているんです。私は、そのサプライズを楽しみにしています。

今回のG7で考えられる最大のサプライズは、何か―。考えられることは、1つしかないと思います。バイデン大統領が今、わざわざ日本へやって来る理由となる、世界的にインパクトのある人物といえば、1人しかいません。ロシアによる侵攻を受けているウクライナのゼレンスキー大統領のG7出席です。ただ、このサプライズは今のところ、私の期待にとどめておきたいと思います。