ニッポン放送のイマジンスタジオから素敵なゲストをお招きしてライブショーをお届けする『中山秀征の有楽町で逢いまSHOW♪』(毎週日曜朝5時30分~/司会:中山秀征・アシスタント:石川みゆき)。1月21日(日)のゲストは、工藤夕貴さん、山口ひろみさん、おかゆさんです。
大阪市出身の山口ひろみさんは、2002年5月22日に『いぶし銀』でデビューされました。今回オープニングに歌っていただいたのは、昭和の名曲から『遣らずの雨』(川中美幸)です。
「川中美幸さんは同じテイチクで、故郷も大阪の大先輩なんです。先日、仕事でご一緒したとき、美幸先輩の曲を歌わせていただいていると話したら、とても喜んでくださって『着物をあげるね!』と。大感激です!」
新曲『三井の晩鐘』は、滋賀県の近江八景のひとつ、三井寺の梵鐘をテーマにした情感・哀愁あふれる楽曲です。
「三井寺は滋賀県大津市の琵琶湖西南にあって、夕刻に鳴る鐘の情景『三井の晩鐘』を題材にしたドラマティックな楽曲です。印象的なフレーズから始まっていて、強いわけでもないのに強がりな女性が主人公です」
コロナ禍の時期に「防災士」と「食育防災アドバイザー」の資格を取った山口ひろみさんは、食育や防災の啓蒙活動にも取り組んでいます。
「その一環として、お子様からご年配まで、3世代に楽しく覚えていただきたいという想いから、新曲のカップリング曲に私が作詞した『しょくいくぼうさいのうた』を収録しました。保育園児や高校生たちが踊ってくださったり、キャンペーンなどではお子様が一緒に踊ってくださったりで、とてもうれしいです」
歌詞のなかに「おかしもち」というフレーズがあります。最近は地震や飛行機事故もありましたが、この「おかしもち」を覚えていると、いざというときに役立つそうです。
「おかしもちの“お”は『おさない』。“か”は『かけない』。“し”は『しゃべらない』。“も”は『もどらない』。“ち”は『ちかよらない』。ぜひ、災害に遭ったら『おかしもち』を忘れずに行動してくださいね」
北海道札幌市出身のシンガーソングライター・おかゆさん。歌手になるのが夢だった母に連れて行かれたスナックで、小さいころから歌謡曲を聞いて育ったそうです。急逝した母の夢を引き継ぎ、歌手になるため2014年から「流し」の活動を始め、5年で47都道府県を制覇。2019年5月1日、「ヨコハマ・ヘンリー」でメジャーデビュー。キャッチコピーは「平成のおんなギター流し」です。
去年(2023年)の夏は急に思い立ち、富士山に初登頂したそうです。
「思っていたより富士登山は厳しく、へこたれそうになりながらも、何とか山頂に到着することができました。想像をはるかに超える美しいご来光が見れました! つらい登りも休みながらでしたが、前に進めば頂上に辿り着き、そして達成した先には素晴らしい景色が待っています」
下山も決して気は抜けず、慎重に一歩ずつ道を確かめながら、何とか無事に下山したというおかゆさん。
「地上にたどり着いたときには、日常の生活でさえも愛おしく思えるようになっていました。山を人生にたとえて『自分はいま何合目なのか?』と人生を見つめ直してみたり、大きな学びのある富士登山となりました。山頂の神社で引いたおみくじは大吉で、後日すぐにとても嬉しいことが起こりました! 来年もまた山頂を目指して登りたいと思っています」
『ロンリー・ガール』(佐東由梨)を歌ったおかゆさん。この曲は、最新アルバム『おかゆウタ カバーソングス3』に収録されています。
「私のギャル時代のバイブル的楽曲『ディア ロンリーガール』の原曲がこの歌だと知って、とても運命を感じました。作詞が松本隆先生、作曲が筒美京平先生の名コンビによる激レア名曲です。ギャルに憧れて上京した自分が歌詞と重なります」
新曲『渋谷のマリア』は、おかゆさんの原点となっている渋谷を舞台に、強く生きてゆく女性を表現した楽曲です。
「札幌に住んでいたころ、“渋谷のギャル”になることを夢見ていました。その後、渋谷のギャルになる夢をかなえ、読者モデルなどをやっていた学生時代、そしてインディーズ時代に流しの活動拠点としていたのも渋谷の道玄坂です。流行の入れ替わりが早い渋谷をイメージした疾走感あふれるメロディと、時代背景やハチ公などのランドマークをちりばめた歌詞で、今昔の渋谷の情景が鮮明に浮かび上がるように作詞作曲しました」
番組初登場の工藤夕貴さんは、1983年にスカウトされて芸能界入り。1984年、石井聰亙(そうご)監督の『逆噴射家族』に出演し、映画挿入歌『野生時代』で歌手デビュー。海外へも進出され、ハリウッド映画では1989年『ミステリー・トレイン』や、2000年『ヒマラヤ杉に降る雪』をはじめとする海外作品にも出演を果たされます。2023年には俳優、そして歌手デビューから40周年を迎えられました。富士山の麓、富士宮市でカフェも経営している工藤夕貴さん。無農薬でお米もつくっているそうです。
「田植えから稲刈りまで、すべて自分でやっていますが、いちばん大変なのは除草ですね。仕事がないときは農業をやっています(笑)」
1991年、今井正監督の映画『戦争と青春』で主演を務めた工藤夕貴さん。この映画の主題歌『昭和』を手掛けたのが谷村新司さんでした。12枚目のシングルで『昭和』をリリースし、カップリング曲は谷村新司さんの名曲『22歳』。映画『戦争と青春』で工藤夕貴さんは、日本アカデミー賞とブルーリボン賞の主演女優賞を受賞されました。
「今井正監督の主演映画『戦争と青春』で大変良くしていただいた谷村新司さんへ、感謝の思いをこめて歌わせていただきます」
28年ぶりの新曲『父さん見てますか』は、作詞が合田道人さん、作曲が五木ひろしさんです。
「私にとってさまざまなご縁、多くの皆さまに支えられて生まれた新曲です。まさに“縁歌”だと思います。アイドル歌手として12歳でデビューしたとき、『演歌なんて歌えない』と生意気なことを言っていました。いま演歌を歌うようになって、演歌歌手の皆さんの歌のうまさに驚かされています。アイドル時代、歌はほどほどでよかったので、いまになって苦労しています(笑)」
<<工藤夕貴さんの情報>>
○工藤夕貴さんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://www.youkikudoh.net
<<山口ひろみさんの情報>>
*「北島ファミリーコンサート」
1月28日、千葉・ふれあいプラザさかえ
3月13日、茨城・クラフトシビックホール土浦
3月24日、千葉・香取市小見川市民センター「いぶき館」
*「歌で元気!北海道歌まつり」
3月29日、釧路市のコーチャンフォー釧路文化ホール
3月31日、遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロプラザ」
○山口ひろみさんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://www.teichiku.co.jp/teichiku/artist/yamaguchi/
<<おかゆさんの情報>>
*「おかゆ 福岡ワンマンLIVE」 1月28日、reflex(福岡市)
○おかゆさんの詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/okayu/
番組情報
パーソナリティ・中山秀征のナビゲートによって公開収録ならではの臨場感でアーティストたちの生ライブをお届け。アーティストたちの素顔と本音にも迫ります。
ケーブルテレビ「J:COM」でもご覧いただけます。放送日時など詳しくは、J:COMのホームページでご確認ください。