笑福亭鶴瓶が3月24日、ニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演、映画の撮影現場で言われて苦笑いした発言を明かした。
自身がが主演の映画『35年目のラブレター』(2025年3月5日公開予定)の撮影が、クランクアップを迎えたことを明かした鶴瓶。撮影現場は和気藹々とした雰囲気だったようで「(撮影期間中に)ごっつ仲良なりましたよ」と、撮影地である奈良公園で、鹿せんべいを間にスタッフとコミュニケーションをとったエピソードなどを話した。
自身の役柄に関して「あないセリフあるとは思わなかった」と振り返り、「まぁ、お分かりの通りこっちは実力が無いですから“差し入れ”で釣ったんですけどね」と冗談混じりに語った鶴瓶だが、主役として現場への気遣いを欠かさなかったようだ。
そんな撮影現場で一際印象に残ったのは、監督・脚本をつとめた塚本連平監督だという。撮影中、鶴瓶が実際にラブレターを書くシーンがあるというが、実は鶴瓶には“字を書いていると寝てしまう”という傾向があるらしく、長時間の撮影も相まって書きながら寝てしまったという。スタッフのひとりが気が付き「寝てますよ」と言うと、塚本監督は「本番で寝るから鶴瓶さんなんだよ!」と変わったフォローをしたという。
映画の撮影現場は、小道具ひとつとっても“前のシーンと繋がるか”を気にして慎重に配置していないといけないのだが、テーブルの上に前のシーンでは無かったはずの爪楊枝が置いてあり、それを管理している記録スタッフが指摘すると、塚本監督は「こんなのいちいち見てないんだよ」と一蹴したという。この様子を思い返しながら「名ゼリフです」と笑う鶴瓶であった。
塚本監督は、そういったことよりも演者がすんなり喋っていることの方が大事だと考えているそうで、鶴瓶もそんな監督の物言いが“おもろい”としながらも、「もっぺんちゃんとしますから……」と、リテイクをお願いしたことを明かした。
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