スキー・笹岡蒼空 ワクワクドキドキ!スキークロス
公開: 更新:
4月8日(月)荘口彰久がパーソナリティを務める「ケーダッシュセカンドプレゼンツ 輝く未来のアスリート アスヤン!~若いアスリートを全力応援~」(ニッポン放送・毎週月曜21:00~21:30)が放送。
ゲストは笹岡蒼空(20)
2003年、長野県野沢温泉村出身。
種目は「アルペン」とフリースタイルの「スキークロス」二刀流。アルペンでは高校時代、全国高等学校選抜スキー大会で優勝、スキークロスでも今シーズン、全日本スキー連盟強化指定選手となっている。現在もシーズン中でこの4月中にも大会を控えており、日本体育大学体育学部の学生でもある。
今回、スキークロス元日本代表選手で現在日本代表コーチの河野健児も加わって、スキークロスとはどんなスポーツか?を中心に話を聞かせてもらった。
荘口:蒼空選手はアルペンとスキークロス両方をやっているじゃないですか?各々の面白いところ、やりがいあるところってどんなところですか?
笹岡:アルペンは基本、スタートからゴールまで1人で滑り切って一番速くゴールするのが醍醐味です。スピード感もあるんですけど。スキークロスは4人一斉にスタートして常に隣に前後左右に人がいる状況でのレース展開になるので、レース中の追い抜きとか追い越されたりするのがすごく魅力的で、見ている方もワクワクドキドキしながら観戦できるのが、スキークロスの面白いところかなと思います。
荘口:蒼空選手的には、アルペンとスキークロス、どっちがいいとかあるんですか?自分の性格的にこっちが合っているとか。
笹岡:今はスキークロスの方が自分の性格とか特性には適しているのかと思っています。スキークロスはアルペンに比べて、まずターンが少ないのと直線距離が長いので体が大きくて重たい自分には適しているのかな、と思います。あと、隣に人がいるので競争心が湧いてレース中でも興奮させられるのも面白いですね。
荘口:ちなみに世界において日本のスキークロスはどのくらいのレベルにあるのですか?
笹岡:前シーズンのW杯ランキングでいうと、総合の年間タイトルで6位に日本人選手が1人入りました。それ以外にも30番くらいに2人入っているので世界的に見ても少人数ではあるんですけど、上の方には行けるレベルなんじゃないかなと思います。
荘口:河野さん。スキークロスの競技人口はどれくらいでしょうか?
河野:なかなか特殊な競技なのでそこまでやはり多くはないかなと思います。国際スキー連盟のランキングが付くんですけど、今日本選手でポイントを持っている選手が50人弱くらいです。世界でもそんなに多くはないですけど、アルペンに比べると競技人口は少ないですが、スキークロスは、レベルによって誰でも楽しめるスポーツですね。