授賞式直前! 第96回米アカデミー賞・作品賞で注目すべき作品は!?

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映画パーソナリティのコトブキツカサがパーソナリティを務めるニッポン放送のインターネットラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」(第345回)が更新。2024年3月10日(日本時間11日・月曜日)に開催される第96回アカデミー賞授賞式に向けて作品賞のノミネート10作品と今回の注目ポイントを語った。

授賞式直前! 第96回米アカデミー賞・作品賞で注目すべき作品は!?

※イメージ

過去には何度もアメリカまで赴き、アカデミー賞の取材を行ってきたコトブキ。コロナ禍を経て今年は実に4年ぶりに現地取材を行う予定であることを報告。

今回のアカデミー賞・作品賞で大本命と言える作品については「やはり13部門にノミネートされている『オッペンハイマー』です。ご存じのように世界各国で公開されたあとも日本だけがずっと公開未定だったわけですが3月後半に公開が決定。日本人としてこの作品をどう捉えればいいのかと感じる方もいるかもしれませんが、決して原爆を肯定する映画ではない。むしろ原爆を開発した科学者・オッペンハイマーの苦悩の部分を是非観て欲しいです」と解説。

さらに対抗馬となりうる作品については「作品としての評価も高く、興行収入もあげている『バービー』だと思います。監督のグレタ・ガーウィグや、主演とプロデュースも務めるマーゴット・ロビーはノミネートすらされなかったことが話題になり、逆に作品賞への注目度もあがった。現在はSNSなどの盛り上がりを見ると『バービーを応援しよう』という機運が高まっているのを感じます。もただ、アカデミー会員の方々の判断や傾向を考えると『オッペンハイマー』が本命だと思います。」と予想した。

第96回アカデミー賞授賞式は2024年3月10日(日本時間で3月11日・月曜日)に開催。今後の配信では、現地での取材エピソードや受賞作品についての解説が期待される。

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以下は、番組内で紹介された第96回アカデミー賞「作品賞」のノミネート作品。

「アメリカン・フィクション」(監督:コード・ジェファーソン)

「落下の解剖学」(監督:ジュスティーヌ・トリエ)

「バービー」(監督:グレタ・ガーウィグ)

「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(監督:アレクサンダー・ペイン)

「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(監督:マーティン・スコセッシ)

「マエストロ その音楽と愛と」(監督:ブラッドリー・クーパー)

「オッペンハイマー」(監督:クリストファー・ノーラン)

「パスト ライブス/再会」(監督:セリーヌ・ソン)

「哀れなるものたち」(監督:ヨルゴス・ランティモス)

「関心領域」(監督:ジョナサン・グレイザー)

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「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」は「ニッポン放送 PODCAST STATION」公式サイト、その他の配信サービスで聞くことができる。

番組情報

コトブキツカサのオールナイトニッポンi

毎週木曜日に最新話を配信

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