祝・結婚! 岡田将生×高畑充希 ビッグカップル誕生に祝福相次ぐ
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Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1219回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
11月19日、俳優の岡田将生さんと高畑充希さんの結婚が発表されました。人気俳優同士の電撃婚ということで、世間は驚愕。芸能人仲間から、そしてファンから、続々と祝福のメッセージが発表されています。
おふたりが10代の頃から、映画イベントなどでご一緒させていただく機会があり、魅力的な俳優へと成長していく姿を拝見してきた私にとっても、本当に喜ばしいニュースで、ハッピーな気持ちに包まれました。
そこで今回は、岡田将生さんと高畑充希さんを大特集。共演ドラマ「1122 いいふうふ」から各々の出演作まで、その魅力をあますところなくご紹介します。
おとやんと一子ちゃんが、本当に夫婦になってしまった!?
岡田将生さんと高畑充希さんの結婚報道を耳にした時、映画・ドラマファンなら、このドラマを思い出した方も多いのではないでしょうか。Prime Videoにて独占配信中の「1122 いいふうふ」。
原作は、渡辺ペコの人気マンガ。「パートナー公認不倫」を斬り口に、夫婦という関係の在り方を問いかける新感覚のマリッジ・ストーリーです。時にコミカルに時に刺激的に、夫婦間の理想と本音が描かれている本作で、相原一子(いちこ)と二也(おとや・おとやん)を演じた高畑さんと岡田さん。
初共演にして夫婦役。その顔合わせに新鮮味と豪華さを感じさせながらも、“7年という歳月を共に過ごしてきた夫婦”という設定がしっくりとくる息の合ったお芝居は、原作ファンはもちろん、ドラマファンからも好評です。
私個人的には、いちことおとやんが醸し出す、ほ〜んわかとした雰囲気が大好きで、お似合いのおふたりだなぁ〜と見とれながらドラマを楽しんでいたものです。
これからも親友のように、そして俳優として邁進し続ける同志のように、おふたりならではの“夫婦のカタチ”を築かれていくことでしょう。おふたりの新たな門出を祝福しつつ、以下、いまこそ観てほしい出演作に触れたいと思います。
岡田将生出演作 いまこそ観てほしい!『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』『1秒先の彼』
第94回米アカデミー賞で『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞した時のこと。授賞式の様子を伝える生中継を見ている世界中の人々から「この美しい男性は誰?」と、一躍注目を集めた岡田将生さん。その美貌を絶賛する声がSNS上を駆け巡り、「岡田将生は助演男優賞にノミネートされるべきだった」といった意見が飛び出すほどの盛り上がりでした。
そんな世界も注目する岡田将生の映画出演最新作と言えば、『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』です。韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」を原作に、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が映像化。真面目な公務員と天才詐欺師がタッグを組み、脱税王から10億円を奪い取るために奮闘するクライムエンターテインメントです。
本作で岡田さんが演じたのは、天才詐欺師・氷室マコト。頭脳明晰で素早い判断⼒。さらに⼤胆な話術と⾏動⼒を持ち合わせる男を軽やかに体現しています。キュートな一面も垣間見える詐欺師役を、是非、スクリーンで堪能して。
近年の出演作の中で、“キュートな岡田将生”が楽しめる作品と言えば『1秒先の彼』。何をするにも人よりワンテンポ遅い彼女と、どうしてもワンテンポ早く行動してしまう彼。正反対な間合いを持つ男女が織りなす、奇想天外な時間差(タイムラグ)ラブストーリーです。
岡田さん演じるハジメが本作の中で特にチャーミングなのが、写真を撮る時。ワンテンポ早いので、シャッターを切った時には、どうしても目を閉じてしまうんですよね。
“人より1秒早い男”をコミカルに体現する一方で、ハジメの心情を丁寧に表現し、そのきめ細かやな演技はさすがの一言。
岡田さんの武器とも言えるイケメンぶりを発揮しつつ、コメディリリーフとしての才能も楽しめる。岡田将生ファンにとっては絶対に外せない名作です。
高畑充希出演作 いまこそ観てほしい!『ヲタクに恋は難しい』『浜の朝日の嘘つきどもと』
抜群の演技力と歌唱力で、唯一無二の存在感を放つ高畑充希さん。最近では大河ドラマ「光る君へ」に、藤原定子役で出演。一条天皇から寵愛を受けながらも、叔父・藤原道長と兄・伊周の権力闘争に巻き込まれた悲劇の中宮を熱演し、大きな話題を呼びました。
そんな実力派女優のイメージが強い高畑さんの出演映画の中で、私、八雲ふみねが密かに好きなのが『ヲタクに恋は難しい』。
周囲にヲタクだということがバレるのを恐れている“隠れ腐女子”と、“重度なゲームヲタク”。不器用な2人の恋愛模様を、ミュージカル仕立てで描いたピュアラブストーリーです。
本作で高畑さんが演じたのは、マンガにゲーム、コスプレ、そして何よりもBLを愛する“隠れ腐女子”。劇中では、声優アイドル風のコスプレ衣装に身を包んで、渋谷の真ん中で歌い踊るシーンもあり、これがまた可愛いんです!数々のミュージカルで主演を務める高畑さんのエンターテイナーぶりが楽しめる一作です。
舞台は、福島県南相馬市に実在する映画館。100年以上続く古き良き名画座の存続に奔走する女性の姿を映し出した映画『浜の朝日の嘘つきどもと』。
本作で高畑充希さんが扮したのは、経営が傾いている映画館「朝日座」を立て直すべく東京からやって来た女性、茂木莉子。行動は大胆ながらも繊細さを内に秘めた主人公を丹念に表現。
こうした人間臭いキャラクターを演じると、その人物像がよりリアルに浮き彫りになってくるのは、高畑さんの確かな演技力があってこそ。映画好きなら一度は観てほしいヒューマンドラマです。
<作品情報>
1122 いいふうふ
Prime Videoにて独占配信中
出演:
高畑充希 岡田将生
西野七瀬 高良健吾
吉野北人 中田クルミ 宇垣美里 土村芳
菊池亜希子 内田理央 芹澤興人 前原滉 橋本淳
市川美和子 片桐はいり 森尾由美 宮崎美子 / 成田凌 / 風吹ジュン
原作:渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
脚本:今泉かおり
監督:今泉力哉
主題歌:「i-O(修理のうた)」スピッツ(Polydor Records)
企画・プロデュース:佐藤順子
製作・著作:murmur
制作プロダクション:Lat-Ion
(C)渡辺ペコ/講談社 (C)murmur Co.,Ltd.
公式サイト https://1122-drama.com/
Prime Video作品ページ https://www.amazon.co.jp/dp/B0D1DVD28T
<作品情報>
アングリー・スクワッド 公務員と7人の詐欺師
2024年11月22日(金)から全国ロードショー
出演:内野聖陽 岡田将生 川栄李奈 森川葵 後藤剛範 上川周作 鈴木聖奈 真矢ミキ 皆川猿時 神野三鈴 吹越満 小澤征悦
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎 岩下悠子
主題歌:「名前を忘れたままのあの日の鼓動 feat.峯田和伸」KERENMI
原作:「Squad38 (38 사기동대)」邦題「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」
(C)STUDIO DRAGON CORPORATION created by Han Jung-Hoon distributed by CJ ENM Co.,Ltd
製作:エイベックス・ピクチャーズ、NAKACHIKA PICTURES、and pictures、FAB、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、JR 西日本コミュニケーションズ、Alba、Your Films、レコチョク、ファイブスター、インタラクティブ、amo、モクカ、FAB
制作会社:and pictures、FAB
配給:NAKACHIKA PICTURES / JR 西日本コミュニケーションズ
(C)2024 アングリースクワッド製作委員会
公式サイト https://angrysquad.jp/
<作品情報>
1秒先の彼(2023年公開)
出演:岡田将生 清原果耶 福室莉音 片山友希 しみけん 笑福亭笑瓶 松本妃代 伊勢志摩 柊木陽太 加藤柚凪 朝井大智 山内圭哉 羽野晶紀 加藤雅也 荒川良々
監督:山下敦弘
脚本:宮藤官九郎
主題歌:「P.S.」幾田りら
撮影:鎌苅洋一
照明:永田ひでのり
編集:佐藤崇
音楽:関口シンゴ
原作:『1秒先の彼女』(チェン・ユーシュン監督)
制作プロダクション:マッチポイント
製作幹事・配給:ビターズ・エンド
(C)2023『1秒先の彼』製作委員会
公式サイト https://bitters.co.jp/ichi-kare/
<作品情報>
ヲタクに恋は難しい(2020年公開)
Blu-ray&DVDリリース デジタル配信中
出演:高畑充希 山﨑賢人 菜々緒 賀来賢人 今田美桜 若月佑美 ムロツヨシ 佐藤二朗 斎藤工
監督・脚本:福田雄一
原作:ふじた「ヲタクに恋は難しい」(一迅社) ※2014年から「Pixiv」にてWEB連載
音楽(ミュージカル作曲編曲):鷺巣詩郎
ミュージカル作詞:及川眠子、藤林聖子、福田雄一
振付:上島雪夫、HIDALI
劇伴音楽:瀬川英史、日向萌、酒井麻由佳
配給:東宝
(C)ふじた/一迅社 (C)2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
公式サイト https://wotakoi-movie.com/
<作品情報>
浜の朝日の嘘つきどもと(2021年公開)
Blu-ray&DVDリリース デジタル配信中
出演:高畑充希、柳家喬太郎、大久保佳代子、甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、竹原ピストル、光石研、吉行和子
脚本・監督:タナダユキ
音楽:加藤久貴
主題歌:Hakubi「栞」(unBORDE)
制作プロダクション:ホリプロ
配給:ポニーキャニオン
(C)2021 映画『浜の朝日の噓つきどもと』製作委員会
公式サイト https://hamano-asahi.jp/
連載情報
Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/